どうもよよよです
やっと暖かくなったと思ったら寒かったり、晴れたと思ったら冷たい雨が降ったり、なかなかはっきりしない天気が続きますが読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
先日、国東半島春のイベントのひとつ、安岐ダム桜祭りへ行ってきましたが、桜はすっかり葉桜になっていました
「桜祭りには一万本の満開のソメイヨシノが春の訪れを盛大に祝う…」と観光パンフレットにはありましたが、今年は桜が散るのが早かったようですね
まぁ僕も家を出る時に見た杵築市市内の桜を見る限りは安岐ダムも散ってそうだな~と思っていましたけどね…特に先日、雨が降りましたからそれがトドメになった感じです
ステージで司会をする女性も
「え~、桜祭りと言いながらあまり桜の姿は見えませんが…目を閉じれば私には見えます!満開の桜たちの姿が!」
と気まずそうに言って来場者の笑いを誘っていました
花見というよりかは、もはやただのピクニックな花見客たち
まぁ葉桜も初夏の匂いを感じさせ、ワクワクするものですから風情がないということもありません、これはこれで良いでしょう
露店ではいろいろありましたね 地元の人が作った山菜の天ぷらや山菜おこわ、大分名物鶏のから揚げももちろんありましたよ!
僕も露店で食べ物を買ってステージの演目を見ながら花見とシャレこみます
地元そば屋の天ぷらそばにフランクフルト、猟友会がつい先日狩ったという猪鍋を買いました まぁちょっとガッツリ行き過ぎた感もありますが…その日はなにも食べてなかったのでね、花より団子ですわ
実は猪って人生初めて食べたのですが意外と臭いも少なくすんなりおいしく食べられましたね、もっとクセのある味だと思っていました
臭くて食べられたもんじゃないよ!とある友人は言っていましたが…猟友会の方の処理が良かったのでしょうか
こんなところでジビエ料理を食べる機会があるなんて、いい経験になりましたね
まぁしかし来場者の笑い合って朗らかな顔を見ていると、花見で大事なのは花なんかじゃないなと思いましたね
桜を口実に集まって久しぶりに会う地元の友人たちと語り合う、花を咲かす、それがやはり花見の醍醐味なんだと思いました
杵築市・国東市は交通が不便で特に国東市は電車は通ってないしバスも数が少ないです 集落同士が山を挟んでこれでもかと離れているのでこういったイベントでもないと隣村の村民に会うことなんてありません、こうして出会い酒を交わす機会はここの住民にとって貴重なものなのです ネットで誰とでも繋がれる時代、直接のコミュニケーションの重要性を感じた気がしました
世の視覚的な情報に騙されやすい人間たちは、誰かが撮ったキレイな桜を部屋で1人リツイートして何かをした気になっている、誰かと繋がってる気分になっている、都会人は人が多いところに住んでいるだけで実のところ一人ぼっちだ
やはり大分人は本質が分かってる! 大事なのは直の人と人との繋がり!
毎日、人と接してはいるけれど、どこかで寂しさを感じているありがち現代人のあなた、国東半島を訪れてみませんか?
現代人が便利さと引き換えに置いてきたもの、そのままそっくり国東半島には残っていて、孤独なあなたをお待ちしています…
「おい!よよよ!偉そうに言ってるけどそういうお前は移住してから大分で知り合いの一人も出来たのかよ!?」
いえ、僕は周りに人がいなくても割と大丈夫なタイプなんで…そんな孤独好きなあなたもいくらでも孤独になれる国東半島へどうぞ
渾身の移住勧誘は置いておいて、最後の催しとして中央ステージからの餅まきがあり、張り切った子どもたちが一番の盛り上がりをみせました
僕も「今夜の夕飯はこれだ!」と子どもたちに混じって撒かれた餅を必死にかき集めながら安岐ダム桜祭りはお開きとなりましたね
ちなみに運動不足がたたり身体が動かず2個しか取れませんでした…
また来年もこのお祭りに参加できるように、しっかりと無職ライフをエンジョイしていきたいと思いましたね
桜が散っても国東半島の春はまだまだ続きます…