どうもよよよです
年末年始は旅行に出かけていました (旅行と呼べるものなのか怪しいが)
僕の数少ない友人がこれから少なくとも今後数年は某国で働く事になり、しばらく遊べないそうなので「日本から追い出し会」を開いたのだ
友人達は、飲めれば理由は何でもいいとばかりに「せっかくだから旅行気分で一泊出来る場所にしよう」と何故か僕に幹事を押し付けた 僕がそういうキャラだからなのか
ちくしょう、と思いながらしぶしぶ引き受けた
しかし年末に急に探して宿が見つかるものなのかと思ったが、ネットで手頃な場所に空きが無いか調べたら、けっこうあっさり良さげな和風旅館が見つかった
電話で確認すると、偶然キャンセル客がいた旅館を引き当てる事が出来た
予約し、友人4人に旅館の場所と時間をメールして、当日新幹線で現地へ
自由席立ち乗りでギュウギュウだった
現地の駅で友人達と待ち合わせ、バスで旅館へと向かう もう数年会っていない友人もいたが皆変わらなすぎて笑ってしまった
そしてありがたい事に、幹事の僕と主賓の友人の二人分の宿泊費は他の友人達が払ってくれた 幹事やって良かった マジ助かる マダガスカル
旅館に到着し、ではさっそくと温泉に入りながら友人の話を聞く
僕の友人にしては珍しく優秀なやつなので、出世街道まっしぐら、らしい
羨ましいことだ
彼には婚約している彼女がいるので、海外転勤で彼女に負担を負わせるのではないかと心配らしい
しかし、話を聞く限りは友人彼女も海外で暮らす事に対してノリノリのように聞こえるので、友人の杞憂だろうと思う。心配症なのだ。
イケメンで優秀で婚約している彼女がいて、いつもなら僕の嫉妬メーターが振り切れる所だが、そうならないのは彼の人徳のおかげなのだ
(でも今この記事を書いているうちに嫉妬メーターが上がってきた)
その後はいつものように、夕食という名の宴会が始まり、一泊できるという安心感からか皆いつもよりだいぶ飲んでいたが、 騒ぐことも無く、ゆったりと思い出を訥々と語る雰囲気な宴会なのを見て 僕らも少しは成長したのだろうか、と思うのだった
そして気付いたら年が明けていた
翌日、二日酔いで気持ち悪そうな男達と別れを惜しみ、駅で別れた後
僕はそのまま帰省するため、吐き気をこらえながらバスに揺られ実家へ向かった
実家についたはいいものの、出掛ける元気も無く、ひたすらグッタリしていると、母親に「たまに帰ってきても寝てばっかり」と小言を言われながら一泊
翌日朝から新幹線に乗り込み、またも自由席立ち乗りで、列車の繋ぎ目の所でSEKAI NO OWARIを熱く語るバンギャに囲まれながら帰路についた
寒い日は引きこもるのが最高だと揺るぎない信念を持つ僕だが、 たまにはこういうせわしないのも悪くないな、と思った