どうもよよよです
もうすぐ4月です
来週4月になればまた新たな社会人が工場でダンボール係として働くことになるのでしょう
かわいそうなことです
ぜひ今日は、短い労働人生ではありましたが、その中で僕が学んだことを思い出を振り返りながら教えてやりたいなと思います
私が高校卒業後、ダンボール係に就任して3年目のころ、ちょっと精神を病んでいました
まぁきっかけは当時の彼女にこっぴどく振られたことが原因なんですが…そこはどうでもいいので省きましょう
僕は「成長教」に毒されていて上司の振る仕事をなんでも安請け合いしていました
ちょっとでも給料を良くしようと上司に媚を売っていい顔をしていたんです
5S、安全活動などの工場特有の仕事、資料作り、もちろんその間にも担当の機械は動かさなくてはいけません
そうやって安請け合いしているうちに、周りの同僚からも細かい仕事を頼まれるようになっていったんですよね
ある日のこと製品の搬送テーブルの上に機械の油が垂れていたことに気づかず、製品の底面に油のあとがついてしまったことがありました…
その機械の傾向として製品に汚れが着くのは側面が多く、底面の汚れはそれまで一度も無かったことから僕はチェックを怠り、汚れのついた製品を後工程へバンバン流してしまっていたのです
幸い最後の検査で見つけてくれ、検査担当の在日ブラジル人労働者のまとめ役の人が僕のところに飛んできて
「よよよサン、こういうのがデテルンダケド!」
と油の跡を僕に見せてきます
僕はハッとして、目の前の機械から出てきたばかり製品の底面を見ると、そこにははっきりと油の跡が…
つまり報告されたロットと今作業中のロットの間の製品には全て油の汚れが付いているということ…
サーッと青くなりました
その間の製品は全てロットアウト、つまり不良品となってしまったんです
金額としては80万円くらいの損害です
ダンボール人生で金額としては一番大きいミスでしたね
その後、しっぽり絞られたあと上司と相談して仕事を減らしてもらい機械に集中できるようにしてもらいました
その時学んだ教訓としては職場ではいい顔をし過ぎない、ということですね
初めはついやってしまいがちです、期待して仕事を任されていると思うとなかなか断りづらいですよね
ただ、それまでの自分の仕事をしっかりとこなせるかどうか、よく見極めで引き受けないと余計に迷惑をかけることになるので気をつけていただきたいです
あとは自分がどれほどの仕事を抱えているか私は上司や周りに言うべきだったと言うこと
やはりそこはコミュケーション不足が祟ったのかなというところです
一度引き受けたことを投げ出すのはかっこ悪いと思っていましたから、なんとかこのヤマは1人で越えようとしてしまっていました
ですが、かっこ悪くても私はちゃんと話し会うべきでしたね
職場でヒーローになろうとしないでください
必ず理想と現実の差で潰れてしまいます
私も極端なもので、職場のヒーローを辞めたあとは
上司の悪口をブログで垂れ流したり、周りの都合も考えずに有給休暇を取るような職場の悪役に華麗な転身を遂げたことは去年までのブログ読者ならご存知のとおりです
最近の若者は真面目が過ぎるくらい真面目らしいので、いかにうまく手を抜くか?を考えるくらいがちょうどいいのではないでしょうか
と、まぁ長々と説明してきましたが仕事を断るなんて会社員である以上難しいですけどね
口がうまい人なら相手の機嫌を損ねずに断ることもできるんでしょうけどコミュ障がうまいこと仕事を回避なんてできません
無理に断って険悪になるか、いい顔をして引き受けるか、どちらかです
どちらにせよ心身が疲弊していき、追い詰められていきます
そして仕事や人間関係に追い詰められて生まれたのが、今年無職になった玉のようなセミリタイアブロガー、人生よよよだったそうな
めでたしめでたし…