どうもよよよです
時系列的には沖縄旅行から数日後…
7月某日、僕はまた別府市にいた…
えーっと何回目だ、4か5回目かぐらいかの失業認定日だ
少し足取りは重い、前回のトラウマが蘇る
失業認定自体はいい、問題はその後の求職実績作りだ
「よよよさん、そろそろ一度くらい求人に応募してみませんか?」
前回、その質問に対し僕は答えに窮してしまったのだ
俺はもう転職は失敗したくなく、じっくり職を選びたい無職でまだ今後いい求人があるかと思うと安易に応募したくない
ハロワの職員の方はそんな僕のことを「失業保険をもらいながら沖縄で遊んでるクズ無職」だときっと勘違いしている、すれ違いって悲しいね
それからというもの応募をしつこく勧めてくるようになってしまった…
職員の手練手管の説得に負け、適当に正社員に応募して通ったら、そこでセミリタイア生活は終わり
全国2000万人の僕のファンが「お前だけはずっと無職だと思ってたのに!」と「理想のよよよ象」を僕に押し付けたあげく筋違いに恨まれてブログ炎上、傷心した僕は夏の瀬戸内海に身投げだ
それだけは防がねばなるまい
と、ここまでが前回の流れ
前回の失敗は「そこそこいい求人の相談」をしてしまったことだ
無学無資格の僕が選べる職としては悪くない求人を持っていきハロワ職員に相談してしまったことで
「いや、こんな求人なかなかないし検討じゃなくて応募しろよ」という圧力に屈しそうになってしまった
俺はもう工場はいやだしあんな形での就職はしたくない
年間休日104日 基本給14万円 前年度昇給なし…これだ!
俺はじっくり職を選びたいんだ
安易な就職圧力には屈しない!
番号札を取って呼ばれるとまた前回の相談に当たった職員の方だ…この人ずっと僕の相談に当たるな、まあ今回はちゃんと対策とってきたから大丈夫
職員の方も「ちょっとこれはねぇ…」という顔をしている
まぁあちらからすれば、なんでこんなの持ってくるんだよ、という話だが「実はこの業界に以前から興味があってぇ…」という切り出しで相談を始めたので本人の希望を無下にするわけにもいくまい
僕も「興味はありましたけどやっぱりこの条件じゃ厳しいですよねぇ…考え直そうかなぁ…」とゆっくりと手のひらをクルーリ返していく
「これなら前に相談された会社のほうが良かったですけどね」とポツリと職員の方
ドキリ…話を蒸し返す気か
「もう埋まってしまったので応募はできませんが…」
ホッ…やはりよい求人だからみんな殺到したらしい
僕はわざとらしく、あっちゃあ…という顔をして
「あー、そうなんですかぁ…考えてたんですけど…」
と残念そうに言った…
「こういうこともよくあるので早く応募したほうがいいですよ、失業保険もずっともらえるわけではないので…」
と、チクリ
余計なことを言うんじゃなかった
安心した途端に余計なひとことが出てしまう、僕という人間の不完全な部分が出てしまった
その後僕はいつものように「1回家に帰ってこの求人について調べてみます」と言ってハロワを立ち去った
それで相談は終了
ポツリドキリチクリヒヤリな1日だった
意外にもまだ一度も応募してないことは今回は突っ込まれなかった
はぁーなぜか毎回ドキドキするなぁ
最近親と友人との電話以外で一番喋るのハロワだからそれも合わさって緊張するのかも
なんかどんどんコミュ力落ちてる気がする
まぁ逆に言えばこのハロワ通いが終われば、俺にフォーマルな場面なんて一切無くなるからあとは真の自由だ
コミュ力のなさに悩むのなんて世間の社畜たちにやらせておけばいいのだ
僕は必ずこのハロワ通いを乗り切り真の孤高を手に入れる…