どうもよよよです
引きこもりに嫌気がさした僕は朝早くこの暑さの中、自転車に乗り外へ飛び出した
たまには太陽の光を浴びないと、うつ病になってしまうからな
目指すは国東半島最北端の道の駅｢くにみ｣だ
ほとんど国東半島を半周するルートであり、あの2ヶ月まえに僕も行った姫島のフェリー乗り場にほど近いところにある
道を走ってると鳥居がある
国東半島はほんっとに鳥居だとか謎の石像が多い
国東半島は神を仏としてあがめ、仏を神としてまつる神仏習合の地として有名で、宗教宗派がごちゃ混ぜになった場所であるそう
寺に鳥居があったりするのはそのせいだ
神や仏が祀ってあると思えば、鬼が仏様として祀られていたり結局ここの地域の先祖はなにを信仰していたの？と突っ込みたくなること受け合いだ
みんな自分にとって都合のいい神や仏に手を合わせていたのだろうか、そういうフランクなのは嫌いじゃないな
無職の神様もいるかな？宗教にはあまり興味ないけど、無職生活の成功を願って無職の神様仏様になら祈ってもいい
下はプロが撮った国東半島の動画で最近見つけて感動した、本当に僕がよく来る国東市なのだろうか？ファンタジーすら感じる
神秘的な国東半島の様子を一部伺い知ることができる、ぜひ見てほしい
国東半島は1300年の神仏習合の歴史があるそうなので僕もまだまだ勉強中だ
自転車に乗ってるとあちこちに地図に乗っていない小さな祠があったり、山道にポツンと鳥居があったり…神社仏閣好きにはたまらないんじゃないか？それとはまた違うか
話がズレにズレたが目的地の道の駅くにみへ到着
国東市の他の道の駅と比べ少し規模が大きい、公園も併設され気持ちのいい空間
しばらく公園を散歩をしてカビが生えそうな体に日光を吸収させる
が、すぐに汗だくになりベンチに座って家で汲んできた水道水をガブ飲み…道中でのスタミナ切れが効いてるようだ
明らかに働いてる時より体力落ちたな、なんだかんだ毎日10時間の立ち作業で体力はついてたんだなぁ
道の駅くにみのトレードマークのタコ ｢願いダコ｣という名前で親しまれているらしい
もしかしたら無職の神様かもしれないので心の中で無職生活の成功を願う
道の駅の中はお土産屋になっていてお土産や軽食などが置いてあった
その日は平日だというのに人がそこそこいて店内にも6人くらいはいたかな、やはり姫島村に向かうのだろうか、姫島はビーチもあるし夏のバカンス先として人気がある
姫島に近いということもあって姫島村産のものもいくつかあったな、特に岩のりは美味しそうだったが1瓶600円か…手がかかるからね
朝からなにも食べておらず水だけでしのいでいたが限界だった
せっかくなのでお土産屋で、たこ飯を購入、450円なり
レストランも併設されているが、定食の値段がなかなか値が張るものだったので今回は遠慮した…エビフライ定食1200円くらいだったかな
その点は道の駅むさしや道の駅くにさきの方が勝ってるかも、500円くらいで天丼や定食が食べられるからな
たこ飯はタコに味が染みてて美味しかった、ちょっとタコが少なかったけど
平日の真昼間、公園のベンチに座り海を見ながらの食事…うーん、セミリタイアの果実…
噂ではこの道の駅では野草の処理にヤギを飼ってると聞いたのだけど、この日は見れなかったな、夏休み中かな？夏こそ働いていてほしいものだが
暑くなる昼前には太陽から隠れたいので少し早いが家に帰ることにした
僕にとっての無職の神様である願いダコに祈ったことだし、僕の今後の生活を祝福してくれることだろう
そうして自分にとって都合のいい神様仏様を作り出し手を合わせる、僕も国東半島色に染まってきたのかもしれない
僕は満足して軽く熱中症になりかけながら家に帰ったのだった…
