どうもよよよです
私が工場に勤めていたある日、工場の電気代が高すぎる、と利益を押し下げる電気代に工場長が怒り始め、工場全体で大規模な省エネ活動が行われた
「健康のためエレベーターは荷物運搬するときだけ!階段を使おう!」
「冷やしすぎるのは体に悪い!エアコンは設定は28度!」
などという言い訳とともに職場環境は次々と悪くなっていった
ついでにイスすらも立ったり座ったりする時間がロスになる、と撤去されることになる
これも「立って身体を使うことで従業員の健康を守る」という触れ込みで行われた
素直に電気代、諸経費節約と言えばいいものを、「お前らのためにやってるんだが?」感を出してくるから無用にこちらもイライラしてしまうのである
まぁそれは置いといて、その他電気代節約の施策として「照明の間引き」も行われた
作業場所、事務所以外は2本ある蛍光灯のうち、1本が外されたり、あるいは2本とも外されたりした
照明のスイッチをパチっとONにしても、太陽の光から閉ざされた工場のフロアの端は真っ暗で見えなくなり、ゴウンゴウンと動く機械だけが煌々と照らされ無機質感が増した、いつもの職場がなにやら不気味に映ったものだ
その後の辞めるまでの数年間、実に薄暗い中での労働が強制されたのである
そんなことを思い出し、「本当にあれは節約になるのかな」と自分でも試して見ることにした、ここからが本題である
キッチンの照明だ
蛍光灯が2本ついている
これをこうする
蛍光灯を一本外し、収納にしまい込んだ
単純に電気代の節約だけじゃなく、蛍光灯の消費量も半分になるから、これはいいかもしれない
まぁ多少暗くなるがキッチンでそんなに凝った料理するわけじゃないし問題ない
問題があればまたつければいいしな
「よよよさん、工場くらい照明があれば間引きで節約になると思いますけど、1ヶ所変えたくらいではなにも変わらないと思いますよ^^」
近視眼的な読者が狭い物の見方をしてきます…
節約ってのは積み重ねなんだ
植物を育てるのと一緒、「今日くらい水やりサボってもいいだろ」その怠慢が積み上げたものを一瞬で崩してしまう
ちまちまとした積み重ねが未来への栄養となり花が咲く
常に周りに気を使い根を張るように自分の財布から金をとっていくものを監視しなければならない
俺はやれることはなんでもやって必ず継続的なセミリタイア生活を実現する
あの薄暗い職場にはもう戻らない
キッチンは多少暗くなったが、その分僕の未来は光輝くのを感じた