セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

「完全リタイア」はむしろ、したくない

どうもよよよです

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上の質問箱に限らず、セミリタイア資金についてのメールがどしどしと…

「3000万円でセミリタイアという無謀をしでかした犯行動機を教えてください」

そんな質問が澄み渡った秋空に舞って僕の枕元に届いてきました

3000万円でセミリタイアが無謀?いや余裕でしょ(笑)

月々5万円の出費だとするなら、年60万円

3000÷60=50年

30歳から50年なら80歳で、その頃には年金が貰えるのでハイ楽勝

という小学生並の計算は置いといて、そもそもセミリタイア資金がいくらというか、30歳までに仕事を辞めるのがまず前提だったんですよね

その30歳というタイムリミットまでにしこたま貯めてやろうと思い、退職までにいけそうな気がしたのが資産3000万円だった、というだけなんです

資産が2000万円でも1000万円でも30歳には工場正社員の仕事は辞めてフリーになるつもりでした

まぁ結果として30歳すら待たず、会社寮の解体とともに辞めたんですが

資産2000万円なら週に2回、資産1000万円なら週に3回、バイトを入れて生活していこう、とそんな気持ちでいましたね

3000万円セミリタイアの場合は週1のバイトを入れる予定でしたが、現在はネット収入がそれと同じぐらいあるので、現状に甘んじています

アーリーリタイアと言うと、貯金を切り崩しながら生活する様子を思い浮かべると思うんですが、僕がしているのはあくまでセミリタイア

働く必要があれば働く、必要がなければ働かない

今現在は全く働いていないので、たまに「よよよさんはセミリタイアじゃなくて完全にリタイアですよね?」という意見も聞かれますが、それは違います

僕は完全リタイアなどしていません、今はセミリタイアのうちたまたま働いてない期間なだけなのです

僕から言わせれば、皆さんはセミリタイア資金の多寡に囚われすぎてるなと思います

もちろん資産があればあるほどに越したことはありませんが、少なければバイトでもすればいいだけ

皆さんもしかして、ネットに転がるリタイア計算機、みたいなので自分が死ぬまで資金が持つかどうか指折り数えて、ああでもないこうでもないと言ってるのですか?

そんなの意味がないから止めましょう(笑)都合のいい条件がずっと続く前提での試算なんて意味がない

それが上手くいくなら、僕はこのブログで玉ねぎ育成日記を書くだけで暮らしていけることになってしまいます

僕はその時々によって小遣い稼ぎの方法を変えるつもりなので、「将来に渡ってセミリタイア可能だという根拠を見せろ!」と言われてもできません

せっかくセミリタイアしたんですから柔軟にライフスタイルを変えることに躊躇はありません

その柔軟さを計画性がないと言われればそれまでですが、僕は事前になんでも予見できて計画できると思っている人のほうに危うさを感じてしまいますがね

僕はリタイア計算機なんてやったことないです、そんなことをする時間があれば社畜が効いてしまう煽りフレーズでも考えていたほうがマシです(苦笑)

大事なのは現在いくら持ってるかよりも「セミリタイア力」です

セミリタイア後もいかに収入を確保し、その範囲内で生活する節約力があるか?

僕はこのセミリタイア力が抜群に秀でているのでこれからもセミリタイアを継続できる自信があります

大してお金を持っていなくとも、セミリタイア後の収支を安定させる術を知っていればセミリタイアは実現できるんです

重要さの割合でいうと、セミリタイア資金が3割、セミリタイア力が7割といったところでしょうか

「5000万円、1億貯まったらリタイアします!」と鼻息荒いセミリタイア希望者はそこが分かっていない

皆さんはどうしても将来への確約が欲しく資産を貯めることに集中していますが、将来を見据えてるつもりが「金さえあれば!」と視野が狭くなっているのかもしれませんよ

バイトをしつつセミリタイア、そんな中途半端よりも完全リタイアのほうがいい!という意見もありますが、それを待っていたらあと何十年働かなくてはいけないのでしょう?

人生は短い、完全リタイアを目論むうちに辞めにくい会社のポストについてしまったり、僕のようにストレスから散財してセミリタイア資金がうまく貯まらず、ダラダラと会社にい続けてしまうなんてことになったら目も当てられません

僕は自由な時間は若い時にあってなんぼだと思っているので、完全リタイアよりもセミリタイアで「時間を前借り」することにしました

資金が少ないセミリタイアだからこそ、自分を日々の節制に向かわせているのだと思えば、資金に余裕がある完全リタイアは気が大きくなりそうで失敗の可能性があり、むしろしたくありません

セミリタイア後、ご自分がどういう生活をするか、想像してみてください そしておそらくその想像の通り上手くはいきません

「セミリタイア力」、それは人間としてのトータルな力が試されるので金だけでなんとかしようとすると失敗します

セミリタイア資金だけでなく在職中から心·技·体全てを育てつつセミリタイアに臨んでください

皆さんがセミリタイア資金に頼り過ぎないセミリタイアを達成されることを僕は祈っています…