どうもよよよです
1月も終わりが近づき、寒さも一段と厳しくなる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか
下界では相変わらずインフルエンザが猛威を振るっているようですから、手洗いうがいを忘れずにお身体にはお気をつけください
私はといいますと、人ごみは避けて生活しておりますので、風邪やインフルには無縁の生活を送っております
あ、いや、つい先日私も人ごみの中に行ったばかりでした
それは去る1月26日、杵築市みかん祭りのできごとでございます
杵築市みかん祭り、それは杵築の代表的な特産であるみかんの名を冠してることからも分かる通り、みかんを始め杵築市の特産品がこれでもかと並んだ物産祭りなんです
柔らかくて美味しい豊後牛や普通ではなかなか手に入らないジビエ肉、すぐそこの守江湾産のとれとれの牡蠣などを求めて毎年多くの観光客や地元民が集まります
そしてなんと言ってもみかん祭りですから、杵築みかんです
微妙なかわいさに定評のある杵築市のゆるキャラ「きつみん」の名前は杵築市と名産のみかんをもじって作られました いつもどこを見ているのかな?
それぐらい杵築と言えばみかん🍊なんです
そしてそのみかんが低価格で山ほど手に入るイベントがあるとのことで、大のみかん好きでお馴染みの僕はいても立ってもいられず寝床から這い出てお祭り会場へ向かいました
おっ、既に現場は盛況です 僕も出遅れるわけにはいきませんね 早くみかんをGETしなければ!
このイベントは、ビニール袋にみかんを詰め放題というシンプルかつ遊びごころ溢れるイベントなんです
それがたった500円!スーパーでは5、6個しか入ってないのが300円くらいするのに、これはオトクです
まぁ急がなくてもみかんが箱に山となっているので無くなることはないと思いますが、杵築市民はみかんの目利きはかなり出来ると思われるので早くしないと質の良いみかんが取られてしまうでしょう!
さっそく係の人に500円を支払いビニール袋を受け取って戦場へ向かいます 待っててね俺のみかん
さぁ、みかんを袋に入れていきましょう
実は今日のために「良いみかん」の目利きの仕方をネットで勉強してきました
袋に入れられる数は限られてますから、できるだけ良いものを入れていきたいですからね
皮のきめが細かい、皮の色が濃い、持った時にズシッと重量感があるものが実が詰まった甘くて良いみかんだそうです
何個か持って離してを繰り返すうちに、良さそうなものが見つかり袋に入れようとします…とここで隣からおじさんの声が聞こえてきました
「たく、ちゃんと袋伸ばしてから入れるんだぞ」
ほう、どうやらおじさんの子どもに詰め放題の極意を伝授しているようです
なるほど、ビニール袋の伸縮性を利用し、あらかじめビニールを伸ばしてから詰めることで個数を増やせるのですね これは盲点でした 入れる前に気づいて良かったです
きっと長年の杵築市民でこのイベントも何回も挑戦しているのでしょう 経験値が違いますね この人はきっとみかん詰め放題の達人だ!
僕はたく君ではありませんが、おじさんの教えに従って袋に手を入れて広げるように限界まで伸ばしてからみかんを詰め始めました
「たく、小さいのから入れていくんだぞ大きいのは最後だ」
分かったよダディ、と盗み聞きしながら僕もどんどん袋に詰めていきます
いやーそれにしても楽しいです
隣でみかんを袋に詰めていたお婆さんが「童心に返ったみたいね 普通に買うより楽しいわ ホホホ」と言っていましたが正しくその通り
僕は精神が中学生で止まっているので食べ放題、飲み放題、詰め放題、「放題」と聞くと心がときめいてしまいます
10代より食べられる量も少なくなったと言うのに、未だにそれは変わりません
放題好きが講じて、「休み放題」の無職になってしまうくらいですから、三つ子の魂百までとはよく言ったものです
僕が袋に詰めているのはみかんだけではなく、「あの頃のワクワクする童心」なのかもしれませんね
あれ?僕、またなにかいい事言っちゃいました?
というところで、僕は袋にパンパンにみかんを入れることに成功しました 中で潰れてるんじゃないかと心配になるほどに
これは明らかに元とったでしょ 500円という資産を投じた甲斐があったというものです
しばらく水分補給はみかんから得られる水分だけで済みそうですね
楽しかったし、オトクな杵築市みかん祭り
あなたも来年はぜひ杵築市に来て体験してみてください
来年は人気ブースの豊後牛を攻めていきたいな