どうもよよよです
各地で雛節句のイベントが開かれていますが、先日国東市でも流し雛作りが無料体験できると聞いて大の流し雛好きの僕は自転車を走らせ行ってきましたとも
いつか来た国東市で古代の暮らしを体験できるスポット「弥生のムラ」にまた来ちゃいました
以前ここで勾玉作りをさせてもらいましたね
今回も勾玉作り体験と火起こし体験ができるようで、児童達が一生懸命ヤスリで石をこすっています
微笑ましく見ていると、「弥生のムラ」の従業員のおじさんから声をかけられます
「お兄さん、もし時間あるなら流し雛作り、やってみない?」
なんとあちらから声をかけられてしまいました ナンパです
えー、どうしよっかナーと渋る理由はなく、はい、ぜひお願いしますと即答
他にも羽子板作りや雛飾り作りの体験もあったのですが、子ども達は皆そっちに行ってしまい流し雛作りには集まらなかったようです
だから僕には声がかかったと言うことですね
現場では講師役のおじいさんが手持ち無沙汰な感じで待っていました
マンツーマンで流し雛作りを学べる機会なんてそうありません これはラッキーですね
よろしくお願いしますと言ってから作り方を教わります
とはいえ教わったことは至ってシンプル
藁を数本ねじり、その隣の数本にくぐらせる、これ続けるだけ
とはいえ、ねじりが甘いとほつれたり、力加減を間違うと歪な形になっていきます
藁を足で抑えながらやるので、普段しない慣れない姿勢での作業、僕は1人でもう大苦戦で汗をダラダラとかいて藁を編んでいきました
上がプロが作った流し雛です これを目指してひたすら編みます
ひたすら地味な作業、なるほど、これは子ども達はやりたがらないわw
まぁでも、僕はこういう地味な作業は好きです
途中、先生とお話ししながら作業しました
「昔はね、こうやって自分の履く草履も自分で編んだものだよ。今はすこし便利すぎると思う。ちょっと不便なくらいが工夫をする心や我慢強さが身につくと思うよ。」
まったくその通りだと思いました
僕の読者でもガスなし生活がイヤだと言ったり、テント生活をみじめだという根性なしどもが沢山います
便利さが彼らから工夫と我慢強さを奪ったんだ…
単に節約になるだけではく、あえて自分を不便な環境に置くということは工夫と我慢強さが必要なセミリタイア力を鍛えるにはうってつけなんだと気づけました
僕の今の生活は正解なんだ、先生との会話でそう思うことができましたね
そんなこんなで完成
「…よよよさん、なんか上のプロのと比べるとド下手くそですね…」
は?先生は「いいのができたね」と褒めてくれたんだが?
形が歪なのも手作り感が出ていいでしょう!形がきれいなものが欲しいなら既製品を買えばいいのです
これは僕だけの流し雛 やったこともないのに批判しないように 流し雛エアプ勢はこれだから…
で、これを川に流すのが本来の流し雛な訳ですが、持って帰ってもいいそうなので、愛着が湧いてしまったので今回は持ち帰ることにしました
ひな祭り期間中はしばらく部屋に飾っておきます
その後、本格的な抹茶とお茶菓子の振る舞いがあり、まったりと味わった後、満足して帰路についたのであった
また無料で満喫してしまった 皆さんもぜひ弥生のムラ、遊びに来てくださいね
杵築市のひな祭りイベントもいいですけど、国東市のイベントも楽しいですね
これから暖かくなれば国東半島でまたイベントが色々ありますから、積極的に参加したいと思います