セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

俺もそろそろ職務質問されたい

どうもよよよです

セミリタイアブログにおける「昼間にウロウロしていたせいで警官に職務質問されてしまったぽよ」という無職ネタは鉄板ネタであり、「ああ、俺もぜひ書きたいな」とチャンスを手ぐすねひいて待っているわけだが、退職してからこの1年と5ヶ月、職務質問をされることなく今に至る

けれど大分県に来てから警官と話す機会が一度だけあった

国東市の桜祭りに行った時に、自転車で坂を登りヘトヘトになってベンチに座り込んだ僕に巡回中のお巡りさんが「大丈夫ですか?」と声をかけてきたことがある

大丈夫です、運動のついでに桜を見に来ました、と告げると、「そうですか、つい最近大分市から赴任してきたんですけど、ここは綺麗なところですよね」とお巡りさんは言う

僕が「大分市に比べるとなにも無いでしょう?」と少し茶化すと、

「はは、いえ素敵なところだと思いますよ」と苦笑いしフォローしていた

では帰りお気をつけて、とそのまま行ってしまったのが僕が大分県に来てから警官と話した最初で最後だ

その時「Hey!!職務質問じゃないのかよ!」と俺はがっかりしたね

ただ小太りの男が体格に似合わない無理な運動をして酸欠に苦しんでいるのを心配しただけの良心的な警官だった

違う!俺が警官に望んでいるのはこんな和んだ世間話ではなく、「この野郎こんな真昼間からうろつきやがって…軽犯罪法違反で問答無用にしょっぴいてやろうか?」という訝しげな視線に晒されながら職務質問をされることだ

そして、僕は心底ビビり「無職です…生きててすみません…」と答えて、「ふん、やっぱりな…社会のゴミが…」と犯罪者予備軍の扱いを受け、その不条理をブログを綴りたい

「クソ!なんで俺がこんな扱いを受けなければならないんだ!しかし、そんな世間の妨害に負けず僕は無職を楽しんでいく…」

そういういつもの流れでブログネタにしたい、そう思い続けて1年5ヶ月、ついぞ職務質問をされることはなかったのである

これは僕の「無職アピール」が足りないのかもしれない

もっと頭をボサボサにして、ヨレヨレのTシャツを着て、ヒゲを伸ばし、ワンカップを片手に出歩かないと職務質問されないのかもしれない

アウトロー無職を気取っておいて、坊主でボサボサの髪ではないし出歩く時はヒゲを剃り一応他人に気を使ってしまうのが僕の甘いところだ

やっぱり無職って職務質問されて1人前なので、そういう意味では僕は半人前

「あいつやべぇ…」というオーラを身体から出せない、無職としての「格」が足りないから警官からマークもされないのだ

それと、引きこもりで滅多に外に出ないのもあり、僕のようなSSRレアモンスターをゲットするのは警官サイドでも困難なのかもしれない

でも結局は巡り合わせだと思う

めげずに平日の昼間からウロウロしていればそのうち職務質問されるイベントもあるだろう

その時は超面白職務質問ネタで皆さんを爆笑の渦に巻き込めるといいな

ちょっとヒゲを伸ばして外出するなど、僕も格を上げる努力を続けたいと思います