どうもよよよです
「配達は1分でも遅れたらクレーム」遠野なぎこ、ウーバーイーツに“プロ意識”を求め共感の声も - リアルライブ
これを受け、遠野なぎこは「ウーバーイーツというのは頼んだことがないので、ほかのところで頼んでいるんですが、営業しているのであれば、そんなこと知っちゃこっちゃねぇよ」「私は一分でも遅れたら、どんな悪天候でもクレームを入れている」「あと10分かかるとなったら、キャンセルしてくださいとなる。だってプロでしょう」とバッサリと切り捨てた。
こういう人がいるから、働くのが無駄に大変になるんですよね
やたらと働くことを聖域化していて、仕事とは尊いもの、という価値観を盾に他人へ攻撃する口実にしている
金さえ払えば働く人の弱みにつけ込んで文句を好きに言っていいと思っている
1時間遅れたわけじゃなし、配達が10分遅れたからと言ってなにが変わる?
遅れてもいいと思っている配達員なんていないでしょう 止む無い事情があったんだろうなと思うのが普通
そう考えられないのは想像力がないまま育った、視野の狭い大人、という印象ですね
自分がお客という圧倒的に優位の時こそ、他人には優しくすべきだと思います ジェントルマンの僕はそう思います
思い出した 去年この件に似たようなことがありました
僕が去年沖縄に旅行に言った時、主にバスで移動していたんですけど
ある時バスが軽い交通渋滞に引っかかったみたいで、定刻より遅れて30分待っていたんです
僕とあと1組、中年カップルがいてその男のほうが到着したバスの運転手にキレるわけです
「おせぇよ!何やってたんだ!」と言いズカズカとバスに乗り込んでいく男
わざと遅れてるわけないだろ、バカじゃない?この男…
暑い中待ってイライラしてるのは分かるが、それを言ってどうなる? 交通状況を運転手がコントロールできるのか? 言ってもしょうがないことを感情に任せて言ってしまうのは精神が未熟な証拠
「申し訳ありません、えー次は…」
と運転手は流すようにアナウンスを始めました この手のイキリ客の相手は慣れてるんでしょうね 大変な仕事ですよ
僕は気が弱いのでその男に食ってかかるようなことはしませんでしたが、僕だけでも感謝の意を伝えようと「ありがとうございました」と軽く頭を下げて降りました
世間が僕のような聖人ばかりならみんな働きやすくなるのに…
僕も旅行気分を台無しにされて、不愉快でしたね
他人の仕事に堂々とケチをつけられるのもすごいと思います きっとそういう人って普段の仕事は優秀でミスなくできるんでしょうね だから自分並にできない人間に強く当たれるんでしょう
僕は在職中ミスばかりでしたから、他人の仕事の失敗も「俺のような人が頑張って働いているんだろうな」と思うと許してしまうんですよね
僕も仕事ができる人間だったなら、仕事ができない他人の気持ちが分からず、この記事のように「悪天候?知ったこっちゃない、プロなら当然でしょ」なんてことを恥ずかしげもなく言って労働者を苦しめる存在になっていたかもしれません
そう思えば、仕事ができないのも欠点ばかりでもないですね
恥知らずな優秀な人間より他人の気持ちに寄り添える無能のほうがマシです
僕はこれからも労働者の味方として、ブログで無能の苦労を語り、労働の辛さを世間に説法していきます