セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

真の節約派の僕が「国民年金をクレカ払いしてポイントウマウマ(笑)」はここがダメと断じる衝撃のその理由とは…!?

どうもよよよです

国民年金をなぜ私は口座振替しているのか?ということを質問されました

セミリタイア界では有名な話ですが、国民年金の2年前納について知らない方もいるかもしれないので説明しておくと、

皆さんがセミリタイア後、国民年金を免除せず払うのなら、2年前納がもっとも大きい割引が受けられてお得ですよ、という話です

・口座振替=15,760円
・現金、クレジットカード=14,520円

の割引が受けられるのです

これだけ見ると、口座振替のほうがお得に見えますが、クレジットカードならポイントが付きます、それがくせ者です

年金2年前納が38万円程度だとして1%還元クレカだと3800円分のポイントがつき

口座振替払い 15760円の割引

クレジットカード払い 14520円の割引+3800円分のポイント

つまり口座振替払いと比べて差し引き約2600円分のポイントを理由として「クレカ払いのほうがお得だ」と言うのがクレカ払い派の言い分です

しかし真の情強セミリタイアブロガーの僕は、口座振替にしています、今日はその理由を読者に聞かせてやろうというものです

そもそもポイントというのは現金より価値が低いというものだという認識がクレカ払い派には抜けていて、まず特定の買い物、サービスにしか使えない、この時点で柔軟な金の使い方が求められる節約生活においてはできるだけ回避するべきものであり、特定のサービスにしか使えないポイントは割高な商品への誘導されるきっかけになります

またポイント消費の主な使い道、ネットショッピングがそもそも実店舗で買うより高いことも多くさらに+送料などがかかるとなればポイントが現金と等価というのはありえないといのが、学のない皆さんでもお分かりになれると思います

「いやいや、バカ高卒のよよよさん、楽天ポイントやTポイントは今や実店舗でも使えるじゃないですか?」

はぁ…で、その楽天ポイントはコスモスで使えますか?

どこよりも安いドラッグコスモスなど、ポイントカード制やキャッシュレス決済すべてを排除しニコニコ現金決済で安価に商品を提供する店の存在を挙げれば、この手の輩は簡単に論破できます

反論がないなら俺の勝ちだが?

だから多少の多いポイントよりも現金割引のほうが強いのです、まぁ改めて言うまでもないことですが

ポイントにこだわるのは自分から囲い込みされるのが大好きな特定企業の奴隷、ということをまず覚えておきましょう

そしてここまでは前菜、なにより私は「年金前納できないリスク」というのを重く見ています

クレカ払いは口座振替払いより前納できない可能性が大きいです

まず限度額の問題、38万円という出費をすべて一枚のクレジットカードで払うとなれば、限度額を超えるリスクも相当に上がってきます

38万円という大きい金額を払う際に使うクレカなのですから、本人がもっとも貯めたいポイントを貯められるクレカのはずです

つまりそれは「普段使いのカード」ということです

普段の出費も払いつつ、もしかしたらたまたま払い忘れていた他の税金のまとめ払いなどの大型出費もあるかもしれません

それらがたまたま重なってしまっていたら?

仮に限度額を高く設定できる上級国民サラリーマンだったとしても、犯罪などに巻き込まれた時、そういう優秀な人ほど被害抑止のためにそこまで限度額を高くしていないケースも多く見られます

ちょっとでも限度額超えたら2年前納できません、そういう簡単な話です

そして次に、クレカ更新の際、それを年金機構に知らせなければ2年前納されません

数年に1回のクレカ更新、ちゃんと手続きをあなたはできるのでしょうか?

まぁセミリタイアして最初の数年はいいでしょう、忘れっぽいあなたでもちゃんと覚えていられると思います

しかし毎年でもなく、2年に1回というすっごい忘れやすいできごとを5年経って10年経ってセミリタイア生活にも慣れてきて年金のことなんて口座から金がなくなってから思いだすようになってから、普段使いのカードの限度額を超えない、年金機構にクレカ更新の通知をする、果たしてあなたは忘れないでいられるでしょうか?

2年に1回2600ポイント、口座振替払いよりオトク!フン…なるほどね…

しかし、12年もの長い間、一度も上記のことを忘れなければ、の話です

その間一度でも対応を間違えば、前納の特典である15760円分の割引がパー、納付書が送られてきて割引を受けられない年金額を払うことになります…

この15760円という額はまさに12年間、間違わないように気をつけていたクレカ払い派がオトクと言い張っていたポイントに相当する額です

クレカ派が一回でも対応を誤れば口座振替派の勝利です

12年ものあいだ気を張り続けなければ、クレカ払い派は口座振替払い派に勝てないのです…

それに比べて口座振替派の僕は策を弄せずクレカ派より大きい現金割引を受けることができるのです、やったねよよよさん、今日も大勝利!

皆さんにも「年金クレカ払い」派の愚かさが理解できたと思います

他にも、クレカ自体が企業とともに消滅し、その切り替え作業などにも年金払いが巻き込まれる可能性もあります

まぁそれでもなぜセミリタイアブロガーたちが揃いも揃って国民年金はクレカ払いがオトクと言い続けているかといえば、その記事の下に「国民年金支払いにオススメのクレジットカード!」などと利率のいいクレカのアフィ広告が貼っていることから皆さんは察するべきだと思います

これからも僕は国民年金を楽ちんに口座振替払いしつつ、新人セミリタイアブロガーたちが「国民年金はクレカ払いがオトク!」と言っているのを生暖かく見守りたいと思いますね(苦笑)