どうもよよよです
質問からは脱線しますが、あなたが今まで見たことがないほどにリアリストで僕は感服しました
私は仕事できないので、夫に家政婦兼風俗嬢兼ベビーシッター(子供欲しくなかったが主人がどうしてもと望んだので)として雇われている気分でいて、独身だったらセミリタイア希望だったと思います。
特にこのあたり
僕も無職の自分のことを社会の寄生虫、うんこ製造機だとまさしく思います
人からはこの態度を卑屈だと注意されることもありますが、それは違います
卑屈に見えるほどに自分の身分を正しく客観的に見られるからこそ生き方の戦略を立てやすい、そこに自分に脚色をする必要はない
望んで無職になったくせに、とたんに社会的評価の無さを気にし始めて「ただの無職は嫌だ!」と、本を出してみたり、Twitterで人気者を気取ってみたり、自分を過剰に演出したがる気持ちの悪い人間が多い中でも僕はただの乞食無職にこだわり続けるのはそのためです
世間の人間は自分を過剰評価し、脚色するから、身分不相応なストレスがかかり余計な苦しみを味わっているのです
自分は自分でしかない、それが分かっているリアリストというのは非常に稀
あなたのような世間の風潮に流されない自己認識、割り切りができる人間ばかりならば、身の丈に合わない向上心で身を滅ぼす人間も減ると思うのですけどね
僕もまだまだ自分を良く見せたがる傾向があって、あなたほどには徹底できていないので見習いたいところです
すみません、あなたの素晴らしい人間性についつい話がそれてしまいましたが、質問は「仕事ができない自分似なら大学に出してやるより金を貯めてあげたほうが良いのではないか?」ですね
これもまたリアリストと夢見がちな一般人との価値観のズレで、「自分勝手な理由で子に十分な教育を与えないバカ親」とか世間には言われてしまうんでしょうね
でも僕はそうは思いませんよ
そりゃあ世間的には大学に行かせたほうが失敗がないのかもしれない、でも「自分の子はどうだ?」と、一般的な尺度に簡単に当てはめず思考停止にならず自分の子に最適な道とはなにか?と深く考える、真摯な保護者としての思考だと思いました
そうです、あなたの言うとおり、あなたの子どもが仮にポンコツだったなら高卒で働いて「まぁまだ10代だし」と仕事のできなさを年齢のせいにしつつ、お金を貯め、仕事の責任が重くなる30〜40歳になるころに辞めてセミリタイアしてしまうのが一番心身の負担が少ない生き方です、親としてはケースバイケースでそんな生き方も子どもに提示してあげられるのが理想です
まぁただ、最後には子ども自身で決めることですから、その時に進学の選択肢がないのもかわいそうな話です、高校生ぐらいまで、自分で物事に判断がつくまでは教育のお金はかけたほうがいいと思います
そして大学以降は教育費用も跳ね上がりますから、そこからかかるお金は「自分の人生にかかるお金」だと責任を理解させるために「大学に行くならウチには余裕がないからお前が奨学金を借りて払え」と言うべきです
例え、そのために親のほうでしっかり貯めていたとしてもね
そこで、「遊びに行ける場所」だと思ってタカをくくっていた子どもが、金額にビビるようなら大学に行く意味はありません
それでも覚悟を決めて行く、というなら実は貯めていたんだと払ってあげるのもいいでしょう
その際に、世の中にはセミリタイアという生き方があって、さらに「人生よよよさん」という高卒だからこそセミリタイアできた人がいることを教えてあげてください
もし、「一生働くのは嫌だ、そのためなら一般人のような人生でなくてもいい」と僕のような思想を持つ子どもだったら、半端な大学行くくらいなら高卒でスタートダッシュ決めて資産を蓄えたほうが良い場合があることを説明してあげて
「高卒で働いてお金を貯めてからセミリタイアすることを応援するし、もし自分でセミリタイアできる目処が立ったなら大学進学にかかるはずだったお金を全部やる」ともう一度選択肢のチャンスをあげてください
周りの評価は関係ない、「自分がどういう人間か」そこで向き合わせるのです
それでも大学に行くというなら良し、高卒セミリタイアを目指すのも良し
「とにかく良い教育を施すのが良い親」?、まったく違います、世間の風潮に流されているだけです
それぞれの子どもに合った、より多くの選択肢を提示できるのが良い親の条件です
「子どもがポンコツだったならどう生きるべき?」も当然親としては想定して、その答えも用意しておく
その時に「まぁこのブロガーみたいに一般的にはダメと呼ばれる生き方でもいいじゃない」と言ってあげられる親こそが懐の深い、良い親だと思いますね