どうもよよよです
水前寺公園を出て市電から電車へ乗り換え、熊本中心部から離れていく
20分ほどかけてやってきたのは熊本県玉名市である(電車480円)
この地で今日から2泊お世話になる
熊本県北に位置する玉名市といえば、熊本ラーメンの源流とも言われるらしい玉名ラーメン、そして玉名温泉である
それを今回は心ゆくまでゆっくり楽しませてもらう
本当ならここへ来る前にもう少し西へ向かって天草市でイルカウォッチングと洒落込みたかったが、電車で1時間かかることとその前日に熊本県でクラスター発生とのニュースを聞き、まぁウロチョロするより早めに宿へ行ってゆっくりするのも悪くない、と日が高いうちに玉名市へ来た
貧乏旅行といえば「お金かけて来たんだから色んなところへ行かなくちゃ」と焦って予定を詰めがち、結果、疲れた思い出しかないなんて事も少なくない
詰め込む旅行もいいが、予定を詰めないゆったりとした旅行もいい、コロナ禍での旅行は僕にとって大人の旅行を見つめ直す良い機会なのかもしれない
泊まる宿は「ホテルしらさぎ」
今回、宿泊地として玉名市を選んだ理由はやはり前もって買っておいた自治体主催のプレミアムクーポンの存在があるためだ
4000円の支払いで2万円分の宿泊代に充てることができる
本来2泊4食で31680円の費用がかかる豪華プランのところを今回GOTOがあるので
31680-(GOTO35%)=20697円の支払い
うち2万円は4000円で事前購入した玉名市プレミアムクーポンで払い、端数697円は現金で支払う、つまり2泊を4697円の出費で泊まれるということだ
さらにGOTOクーポンを5000円分とキャンペーンにより玉名市のお土産クーポンを4000円分もらえる
4697円の支払いで、豪華なメシが食え温泉に入れて、なぜか計9000円のクーポンまでもらえる?
セミリタイアの果実、なんだよなぁ…
ステイナビの番号の提出などややこしいチェックインを終え、部屋に荷物を置き少し街を見回ってみる
まぁいい感じにひなびた温泉街、こういう雰囲気大好き
駅前の通りを少し歩くとスーパー100円ショップやホムセン、電器店ツタヤ、など一通りの店は固まってあって、栄えてはいないが住みやすそうな街という感じだ
ビルもなく非常に空が広い、田舎度でいえばちょうど杵築市とどっこいどっこい、僕と相性の良さそうな街なのは感じる
やはり男一人、忙しない世を儚みながらする旅ならチャラチャラした場所ではなく、こういう雰囲気がある街にすべきである
部屋に戻り、朝、熊本城から始まった今日の移動疲れを茶をしばきながら癒やす
いや、こうしてはいられない、一度夕食前に温泉には入らなくてはなるまい、在泊中に5回は入って入湯税を政府から回収しなければ
果たして大分県住みで舌の肥えた俺の温泉欲を満たしてくれるかな?クク…
温泉は2種類あり、日によって男湯女湯で入れかわるようだった
そのうちのひとつ、ずっと和テイストで今日来てたのにいきなり阿部寛もびっくりのパルテノン風呂で面食らったが、お湯はけっこうなお手前であった
身体の中からじんわりと暖かくなるような温泉でこれも非常に僕好みである
なぜか他に人もいない、足を広げて身体の筋肉を弛緩させありのまま天井を仰ぐ
ああ気分がいい、こんな贅沢ができるなんてきっと俺は偉い人間に違いない、特別な人間なんだ、そうでなければ説明がつかない
そしてお楽しみの食事、本当にこれを楽しみに旅行に来たと言っても過言ではない
ホテルで摂る食事は最近多かったが、やはりいいプランなだけありワンランク上だな、と思いましたね
僕はセミリタイアを始める際に、「もう一生ドラッグストアで買ううどんだけの生活でもいい」そんな悲壮な覚悟とともに会社を辞めたんです
あの頃の僕に教えてあげたい…「心配しなくても大丈夫だよ、君はこんなに美味しいご飯を食べられるセミリタイアを出来ているよ」ってね
って、昼に食べた名物タイピーエン、普通にコース内に出てきたよ…まぁいいけどさ
すべて残さず食べて大満足
その後少し休んでまた風呂に入り、熊本ローカルのテレビなどを見ていると1日の疲れが出て眠ってしまった
おやすみ、かわいいよよよ、明日は玉名ラーメン巡りよ…