どうもよよよです
買っていない、というのが真実です
下着や靴下なんかは消耗品なのでしかたなく買いますが服というとそれ以外でしょう、そういう意味ではここ数年買っていません
まぁもともとファッションには興味のない人間ではありましたが、特に無職になってからの僕の服装は世間一般的に見て終わっています
普段は数年着続けているジャージやスウェットです
外へ出るのにもパジャマのジャージやスウェットで恥ずかしいと思わないタイプの人間のため、買う必要がないです
ときたま実家に帰ると、父や兄から捨てる服をもらってくるなどしてここ数年買っていません
伸びてビロビロのジャージを着てスーパーの値引きコーナーをウロウロする、こういう人間を世間では「終わってる」と言いますが、世間のアホどもが気づいてないだけで社会からの圧から逃れた真の自由な人間とはまさしくこういうものなのです
坊主頭、シミができたスウェットで街を闊歩するその姿は他人から少しも良く思われようとしない、唯我独尊を旨とする硬派な人間の生き方そのものであります
それに比べて世の中の人間は少しでも印象を良くしようと高いお金を使い服や身だしなみを気をつけておしゃれをして…今日もいかにして他人に興味を持ってもらうかばかり気にして他人に媚びへつらっている
俗世を離れ、欲望を滅し、魂を肉体から解放して浄化することが、セミリタイア教教義の本質的な部分と言えます
服を着るというのは、まさしく社会性を身にまとうことそのものであり、人を縛る拘束具そのもの
カチッとしたスーツは囚人服、おしゃれな服は他人へ媚びている証
服装にアイデンティティを操られている哀れなお人形さん、それがあなたがただ
ついに気づきましたね?残酷なまでの真実に
欲望まみれの姿を晒し、恥ずかしくはありませんか
あなたも他人からどう思われるか、そんな事を気にするのはもうやめましょう
世間から「終わってる」と言われるほど、他人からどう思われるか気にしない人間のみ天国へ行けます、パジャマで出歩きましょう
それ以外の人間は労働という地獄の業火で焼かれ続ける運命です
天国と地獄が同時に偏在しているこの世はまさしく煉獄、どう生きるかは自由なのにも関わらず多くを求めすぎたあまり自ら地獄の業火に飛び込み焼かれなくてはならない人々に今日も僕は涙を禁じえないのであった…