セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

どんど焼きの炎のゆらめきに心奪われました

どうもよよよです

世間的には正月休みも三連休も終わり本格的にお仕事が始まったというところでしょうか

まだ正月休みが終わった時点では「まだ三連休がある…!」となんとか頑張れますが

ここから年度末の忙しさを乗り越えて長期休暇は5月までお預け

この三連休が終わった時の絶望感たら、思い出したくありませんね

まぁしかし、皆さんの仕事で社会は成り立っているのですから、めげずに頑張りましょう なんの力にもなれませんが応援だけはしています

僕も相変わらず運動を頑張っています

治験の検査を乗り越えるために太らなくてはいけませんが、ゴロゴロして太るのはもうヤメだ これからのよよよはたくさん食べ、たくさん動いて、筋肉で体重を増やす

そのために先日も自転車乗りを20キロ走って帰るところでした

ついでに近くでどんど焼きが行われるとのことで、特に燃やすものはありませんでしたが寄ってみました

私の地元にもありますがどんど焼き、地域によってさまざな呼び方があるそうですね どんど焼き、どん「と」焼き、どんどん焼き、左義長、どんと祭などなど…

正月の終わりを告げる風物詩ですね

まさに地域に根付いた行事、この行事に国東半島非公認宣伝広報大使の僕が参加しないわけにはいかないでしょう

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冬の夕方6時、既に日は落ち川の土手に多くの人が集まっています

神主さんが山のように積まれた正月飾りの前で神事を執り行っています

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最近ではどんど焼きをする地域はどんどん減っているそうですよね、どんど焼きだけに

都市部では特に減っているとか

まぁかなり煙と灰が出ますからね 人や建物が多いところでは難しいです

悲しいことですがこれからもさらに減っていくのでしょう

その中でこうやって苦労して準備し、伝統を守ろうとする地域の方々には敬意を払わなくてはいけません

しばらく神主さんの神事は続きそうでしたので周りを見回すと、なんとぜんざいのサービスがあったので私もご相伴に預かることにしました

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ウヒヒ…すみませんねぇ、別にこれが目当てで来たわけではないんですよ 僕は伝統行事をブログ読者の皆さんに伝えんがためここにいるんです

またよよよが祭りにかこつけてタダ飯食らいにきた、などと失礼なこと言わないでくださいね

ぜんざいを受け取る際、係の方が「おかわりしてくださいね!」と言って手渡してくれた おかわりをオススメしてくれるなんて太っ腹です

まぁ後から来る人たちのために1杯だけで我慢しました、大人ですから

ぜんざいを美味しく食べて冷えた身体を暖めたあと、いよいよ点火です

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「点火したい方はこちらで棒を受け取ってください」

へぇ、一般の方が点火するんですね 僕の地元では確か神主さんが火をつけてましたが

僕はブログ映えする写真を撮りたかったので遠慮しました

竹の棒を持った方がおそるおそる、点火にかかります

ここですっ転んで野草などに燃え移ったらエラいことです 後ろでスタンバってる消防団が活躍することが無いことを祈ります

「火を奥に押し込んだら棒を置いて下がってください」

係の方の指示に従い戻ってくる人たち 無事成功したようでなによりです

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徐々に燃え広がる火

1月の川の土手、寒さに身をこする動作をする人もいましたが、燃え広がるにつれ周囲の気温が暖まってきました

本当はどんど焼きは刈り取りの終わった田んぼでやるのが伝統的らしいのですが、まぁ火事のことを考えると川の近くが安心ですよね

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大きくなる火が炎となる

聞く話によると、どんど焼きのスペシャリストにもなると火の広がり具合によって、今年がどんな年か分かったりするそうです 火の高さが高い時はいい年になる、とかなんとか…

正直、土台の組み方とか正月飾りの素材によると思うんですが、まぁ無粋なことは言わないでおきましょう

神事もそうですが、大きな火を見るのはそれだけで荘厳な雰囲気があります

波の満ち引きとか、たき火のゆらめきとか、自然が作りだす動きにはじっと見ていても飽きさせない魅力がありますよね

これだけ大きな火を見るのはどんど焼きくらいなので、それもひとしお

しばらく私も炎のゆらめき、木のはぜる音に心奪われ見入ってしまいました

正月飾りを燃やし、燃料が少なくなった炎は少し小さくなりました

ここでどんど焼き最後のイベント、餅焼きです どんど焼きの炎で餅を焼く これも地域によって餅ではなく団子だったりするらしいですね

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今度は子供たちが先に餅がついた竹の棒を受け取り火に近づけます

急にはぜた燃える木片などが子供たちに飛んでこないか?と心配になってしまいます

たまにバチッ!と正月飾りが飛んでくることがありますからね

あと子供たちがふざけてアツアツの餅のつけた棒を無職の顔に押し付けてこないことを祈ります

そんな心配は杞憂に終わり、子供たちから餅を受け取ります

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うーん、なかなかいい焼き加減です、美味しい!

見物にきただけなのに、夕飯の代わりになるくらい餅を頂いてしまいました メシ代が浮いたぜ

どんど焼きの炎で焼いた餅を食べると、無病息災、虫歯にならない、と言われているらしいですよ

これで僕も今年1年楽しく健康に無職生活を送れること間違いなしです

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どんど焼きで正月飾りを燃やすと本当に正月は終わり、という感じがしますよね

最後に今年1年の健康を祈り、手を合わせて立ち去る

無職の願いを乗せた火の粉は冬の空にどこまでも高く昇っていくのだった…