どうもよよよです
私は退職前から現在までNHKにお金を払いたくないこともありテレビを持っていませんので、テレビドラマを見る習慣がありません
ですから流行りのドラマにも疎く、世間の社畜がどんなドラマにハマっているか、知る由もないのです
そんな折、私が正月に実家に帰ると親が必死にあるドラマを見ていました
それがとんだ社畜礼賛ドラマで驚いてしまったんですよね
大企業と戦うぞ!そのために、社員一丸となって頑張るんだ!少し負担が増えるかもしれないが、みんな、やってくれるか…?
僕らやれますよ!社長!何言ってるんですか!社員としてこれくらいは当たり前です!僕らのことはいいんですよ!今はロケットのことだけ考えましょう!残業だっていくらでもしますよ!
そして、奇跡の大逆転!俺らのロケットは世界一だ!
ヒ、ヒエ~…
あの空気、僕が一番苦手とする雰囲気じゃないですか
僕があの中にいたらどうなるでしょう?
「ちょっと今日ゲームの発売日なので有給休暇貰ってもいいすか?」なんて言おうものなら周りから総スカンを食らってしまいそうです
世間ではあんなモーレツ社畜ドラマが流行っているのか…
世間の社会人どもがあのドラマをフィクションとして見ているのならいいのですが、よもや日々仕事に従事する自分を主人公や他のキャストに重ねて見ているのでは?と考えるとなんとも寒い思いがしました
皆さん、あの製作会社ってやりがい搾取するブラック企業ですよね?僕の感覚がおかしいのでしょうか?
社長のワンマンに都合よく付き合い続ける社員が都合よく集まった会社のファンタジーとして皆さんは持て囃しているのですよね?どうかそうだと言ってください
お、俺もあんな社長と一緒に働きてぇ~!なんて思ってないですよね?
1つの目的に向かって全員で自己犠牲するの最高、みたいな安易なシナリオに感動してしまうのですか
あのシナリオからは社員1人1人の生活が見えてこないです 社長のサクセスストーリーを彩る手足ととしてだけの存在
私は労働者を応援する身としてあのドラマはどうしても受け入れられませんでした
「仕事も頑張るけど、私はゲームをしたいので定時退社、ロケット?うまくいくといいですね」
そんなノリなら僕も視聴に耐えたのですが僕はストーリーが社畜臭くて途中で視聴を断念してしまいました…
本当、あくまで皆さんがフィクションとして楽しんでいることを願いますよ
あのドラマを中高生だって見ているわけでしょう?
あんな風に社長のワンマンに振り回されるのが社会人としてのあるべき姿なんだと未来ある若人に思って欲しくないですね
どうして、世間の人って自己犠牲が美しいと思ってしまうんだろう?なんか戦時みたいな価値観ですよね
いい加減平成も終わるんですからその古い価値観から脱却したほうがいいと思う、モーレツセミリタイア思想ブロガーよよよだった…