セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

資産公開(2020.12)3週目

どうもよよよです


f:id:Jinseiyoyoyo:20201219221010j:image

 

総投資額 17,240,000 

今週の評価額 22,292,027

先週の評価額 22,169,408

 

 

ひょうご経済+|経済|パソナ 就職難の学生1000人雇用へ 淡路島で働き研修
f:id:Jinseiyoyoyo:20201216094407j:image

東京から兵庫県淡路島への本社機能移転を進める総合人材サービスのパソナグループは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年春の就職が決まっていない学生約千人を契約社員として採用する。最長2年間、淡路島のパソナ事業所で働きながら、ビジネスマナーや社会人としての教養を身に付けてもらう。再び就職活動をする際にハンディとなる経歴の空白期間ができないよう支援する。 同社の広報担当者は「週30時間のシフト勤務に加え、研修を付ける。原則として島内の社員寮で暮らすことになる」と説明。給与月額は大学・大学院卒が16万6千円、短大・専門学校卒が16万1千円、高卒15万6千円。同社での継続雇用も想定し、地域活性化につなげるとしている。

ずいぶん施設が充実しているんですね

新卒で淡路島に送られて会社が建てた寮に住み、自社系列の飲食店でメシを食べて、週末は自社系列のテーマパークで遊ぶ

今はまだないがそのうち将来は病気は系列の病院で診てもらい、系列工務店で家を建て系列銀行でローンを組み、死んだら系列葬儀屋で墓地に、共に働いた同僚たちと並べて埋められるのだろう

なんだろう…なんだかすごいゾワッと来るものがある

ケツの穴まで会社の手のひらの上

給与を支払ったとしても、そのお金を全て自社系列で使ってもらえば払ってないも同然だ、本当に頭がいい

実際社員割引みたいなのがあって社員からしてもオトクなのだろう、そうして生活をまるごと会社で囲い込んで徐々に「俺はこの会社がないと生きていけないんだ…」という価値観を植え付け従順な人間に矯正する計画、それが「プロジェクト・ワーケーションアイランド」

つまり流行りのワーケーションというのは「遊ぶように働く」なんて都合のいいことを言ってるが、仕事とプライベートの関係を曖昧にさせ「ゆるやかに人生まるごと管理」をするということだったのか

最近はブラック労働に厳しいから正面きって過酷な労働をさせることはできないが、これなら従業員は自ら厳しい労働に赴くだろう

なぜなら閉鎖的な島の生活に飼いならされてしまった従業員からしたら会社の存続=自分の人生なのだから

これからは大企業たちがこぞってこの手法を真似するだろう

どこか過疎化が進んでいる地域をまるごと買い取って自社の帝国を築く、地元住民は潤って喜ぶし実際そこへ住む従業員だって一元管理された島で暮らすのは楽だし安く済むのかもしれない

しかし、なぜだろう…そんな生活に僕は激しい嫌悪感を覚えてしまうのは?

仕事は人生の中でも数ある要素の一面でしかないのだ、その面とは違う趣味での活動や人間関係、仕事外での自分があるから仕事に対しても客観的な視点が得られる

全て会社の管理の中で生活するようになって、職場の自分以外の価値観を失った時、人は物事を正常に判断できるのだろうか…まったく考えるだけで恐ろしい

ブラック企業がはびこっているうちはまだ良かったのかもしれない、次の策として笑顔でまるごとこちらの人生を包み込んでこようとする企業に対して私たちはどう対処すればいいのか、今はまだ誰も知らないのだった