セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

新しくできたスーパーへ行った

どうもよよよです

昨日、近所に新しくできたスーパーへ行った 先日ポストに開店セールでいろいろお安くなっていますよとチラシが入っていたのだ

僕が住むこの灰色の町に新しく店が出来ること自体が久しぶりのことだ 意気揚々と行ってみると、既に主婦のおばさま方が大挙として押し寄せて来ていた

「スーパーができたくらいでこんなに集まってるんじゃないよ!フン、田舎モンが...」 と自分を差し置いて心の中で悪態をつく

確かにセールと言うだけあって、いろいろ安くなっていた しかも普段行っているスーパーよりも品揃えがいい いつものスーパーは、高齢者が多い町だからかお菓子などもお年寄りが好みそうなのばかりでいい加減食べ飽きていた

新しいスーパーは手広くやっていて僕のようなヤングも馴染めそうな気がする

なんだかテンションが上がってきてしまった 最近は本当に家と職場の繰り返しばかりで、自分の住む町からすら出ていない状況のため、新しいスーパーに行ったくらいで興奮してしまうのである スーパーをこんなに楽しんでる安上がりな28歳男性は他にいないだろうな それだけ刺激のない生活を送っているのだなぁと身の振りを考えてしまいそうだ

しばらく店内を物色していると、なんだか奥様方が騒がしいエリアがあったので、なんぞ?と覗いてみるとどうやら開店祝いで福引きをやっているらしい くじと言えば、くじの申し子と呼ばれた僕はこれは参加せざるを得ない レシートが券代わりだそうなので、 もやしを買って奥様方に混じって並ぶ

周りは女性ばかりだが、臆せずレシートを握りしめ陰キャの巨漢はただひたすら待つ

いよいよ僕の番、奥様方の視線を背中に受けてくじを引く...

見事にハズレ

ちくしょう 後ろで奥様達のあら~、と大して残念でも無さそうな声が聞こえる 俺を見るな、クソッ

残念賞の100円引きチケットを受け取り、スーパーを後にする僕だった

ま、結局スーパーではもやしだの納豆ぐらいしか買わないんだけどね 新しいスーパーに興奮しながらも、浮かれて浪費になどは走らないクレバーな僕であったとさ