どうもよよよです
玉名市に泊まった翌日、僕は12時まで部屋でダラダラ寝過ごしたあと、旅行に来ていくらなんでもこのままではイカンと熊本ラーメンのルーツと呼ばれる玉名ラーメン食い倒れの旅に出かけました
熊本に来てラーメンを食べないなんてありえませんからね
玉名ラーメンの特徴は中細麺、甘みのある豚骨スープ、にんにくチップがガツンと香る、男らしいラーメンになります
玉名ではその昔、海苔の養殖が盛んであり、海水で冷えた身体を暖めるため、そして精がつくようにと、にんにくがたくさん入ったラーメンを労働者たちが好んで食べた、という歴史があるそうです
それが大人気になり熊本中に広がっていった、とガイドブックに書いてあります
まさにルーツからして男らしい
男らしい男による男一人旅、ならばこの男らしいラーメンが旅行の終着地点にはふさわしい
明日は電車の関係ですぐ帰るので観光は実質最終日となります、思い残しと食い残しがないようにしたいものです
まず訪れたのはホテルからほど近い極ラーメン宙さん
店主は和食料亭で働いていたとメニューにもあるとおり、熊本ラーメンらしい濃厚さはありつつもどこか上品な味わい(600円)チャーシューではなく豚バラ肉であることもこの店の特徴でしょう
最初はにんにくチップを入れずに食べたので画像には入ってないですがこのあとにんにくチップをガツンと入れてやりましたよ
お次は昔ながらな店構えの中王ラーメンさんです
コアなファンが多い玉名ラーメンの中では比較的マイルドな玉名ラーメン店として親しまれているようです
確かに玉名ラーメン店内に入るとムワッと来る独特の豚骨臭がここではそこまでしませんでした
しかし基本はしっかり、濃厚豚骨、にんにくチップに中細麺
老舗らしい地域の人にも長年親しまれた実に安心する玉名ラーメンです(600円)
最後は人気店、大輪さんです
ここは入るなり凄かったですよ、目をつぶって入っても「あ、ここ豚骨ラーメン屋だな」と分かります
今まで食べたのは玉名ラーメンでもあっさり目だったんだと思い知りました
大食漢の僕もさすがに3杯目、豚骨の匂いも強く油の濃いラーメンの豚骨スープにたじろぎながらも、スープを口に運ぶとあら不思議
コクがあり旨味が強いスープがしっかりと絡んだ麺はすんなり胃に収まっていきます
やはりこの玉名スープ、ニンニクチップの相性が抜群にいいですね
良いアクセントになって食が進みます、よく計算されたラーメンで、ラーメンとは化学なのだと誰かが言った言葉が理解できます
ここもお値段600円でした
ここで、お腹の張りが限界になりラーメン廻り終了、結果は3杯…
5杯はいくつもりだったんですが…ほかのラーメンならばともかく玉名ラーメンはちょっと…無理でした
よよよ的No.1は中王ラーメンさんかな?玉名ラーメンビギナーでも一番分かりやすく美味しいと感じるラーメンでした
フン、なかなかやるじゃないか玉名ラーメン!俺に匹敵する男らしさだ!さて、油でお腹壊す前に宿へ帰るか…
とその前に、5000円分のGOTOクーポンを今日中に使い切らなくてはいけません
お土産クーポンは別にもらえるので、GOTOクーポンはツタヤに寄ってゲームに変わりました、旅行に来てまでゲームかよって?
まぁお土産屋で訳のわからん民芸品買うよりは、こうなるよね
早くプレイしたくて帰りたくなってきました
やはり旅行は3泊4日ぐらいがちょうどいいですね、基本属性が僕は引きこもりです
帰り道、お腹いっぱいだったのに甘い匂いにつられてシュークリームを購入170円、明らかに余計です
ちょっと口の中の味を変えたかった、なんて言い訳です
旅行で解放的になりすぎました、もう痛風は避けられないのかもしれません…でも美味しかったんです…
ホテルに帰るなり「夕食の時間を一番遅い時間にしてください」とフロントに懇願
明日は朝早いのでさっさと食べて寝るべきですが、少しでも腹の中身を消化をすることを優先しました、ちなみに貧乏性なのでせっかくのホテルの夕食を食べないという選択肢はありません
腹ごなしに温泉へ入り、落ち着く
日毎に男女で入れ替わるので今日は豪華なパルテノンとはうって変わり、落ち着いた和風風呂です、まぁ、やはりこっちですね…
さて、なんとか消化も間に合い夕食の時間です
GOTOのおかげで良いプランを予約したんですが、ホテルしらさぎ2日目の夕食はまさかの20畳ぐらいある個室に通されての食事でした、昨日と食事場所が違うからおかしいと思ったよ
通されてポツンとあるテーブルを見た時、なんだか申し訳ない気持ちになった
偉い人の会食とかで使うんだろうな、この部屋…それをすみませんね、無職の乞食旅行なんかで独占しちゃって
そんなディスタンスがしっかり取れすぎた部屋で食べる熊本最後の食事はそれはもう豪華でしたよ
海の幸山の幸なんでもござれですが、やはりなんと言っても馬刺しでしょう
熊本といえば馬肉ですが、ここで食べられるのは分かってたのでそのへんの店で食べるのは我慢しました
馬肉なんて子供の頃食べて以来かもしれません、ああこんな味だったなと思い出しました
3切れでしたが、まぁ馬刺しなんてそんなに大量に食うもんでもないでしょう、少し足りないぐらいのほうが思い出になりますよ
さて、翌日はお土産を買ってすぐ帰りましたので旅行記録はこれでおしまいです
本当に今回は熊本の食事をこれでもかと楽しまさせていただきました
人間って数日で3キロも増えるものなんですね…この数日で明らかに身体のフォルムが変わりました
かかったお金はまた後日まとめたいと思います
この3キロと旅行にかかったお金はまた数カ月かけて節制とダイエットで返済していかなきゃなぁと決意を固め、お腹にお土産と贅肉を抱えて大分県へと帰っていくのであった…