セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

必ず自分の人生を取り戻してみせる

どうもよよよです

世の中、不遜な輩が多いですよね 昨日最寄り駅へ向かう途中、道の端に酔っ払いと思われる60代くらいの男性が倒れていたので哀れに思い、 「大丈夫ですか?」と声をかけたんです そしたら「うるせぇ!」と怒鳴られてしまいました 周囲の人が一斉に僕の方を見て、バツの悪い思いをしましたね

ふんっ!さすがこの町は、工場と酒場ばかりで住人の質も悪いや

でも、いちおうその後交番へ向かい、そこで酔っ払いが倒れてますよ、とおまわりさんに言ってから華麗に立ち去る僕だった よよよさん、ヤサシス... まぁおまわりさんも終始面倒くさそうにしてたので、報告のしがいはあまりありませんでしたけどね どいつもこいつも...

僕が住んでいるこの町は、本当に色々と問題がある 底辺労働者が多くて治安が悪い 差別する訳じゃないが、実際、空き巣が他の地域比べて多いんだからしかたない

この町に住んで10年になるが、いまだに駅の前にはコンビニの1件もなく、裏路地のほうには酒場と、いかがわしいお店しかない まったく進歩が見られない町だ

こんな街だから若者も都会へ行ってしまい、僕以外の若者を見るのは本当に珍しい

僕以外の若者と言っても、僕自身相応に年齢を重ねてしまい、 すっかりこの灰色の町に溶け込んでしまったのは悲しい事実だ

カイジがコンビニで働きながら、 「ここは仮だ...!仮の場所なんだ...!」 と自分の居場所はこんなところではないと自分自身に言い聞かせていましたが 僕もこの10年、まったく同じ気持ちで鬱々とした生活を送ったのでした 周りが青春を謳歌するなか、仮の場所で我慢し続けた もういいだろう? 俺を解放してくれ! あの昨日見た、酔っ払いのおじさんはきっとセミリタイア出来なかった場合の未来の僕の姿だ

自分の至らなさへの怒り 酒を凶器に代え自身に突き立てていた、あのおじさん 俺は絶対にああはならない 必ず自分の人生を取り戻してみせる

あと、もう少しのところまで来ている 5月も終わりかけ、梅雨の匂いがしてきた空に仮の場所との決別を再度改めて誓う よよよ28歳のことであった