セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

かつての同僚と話すと人格が仕事モードになって疲れます…

どうもよよよです

仕事を辞めて3ヶ月以上が経過しました 旅行をしたり、温泉に入ったり、引きこもったり、ベランダで野菜を育てるという新たな趣味に目覚めたり、 実に楽しいセミリタイア生活を僕が送っていることは皆さんご存知のことと思います

そんな中、一昨日の夜かつての同僚から電話がかかってきたんです

正直、電話を取りたくありませんでした 今さら会社の人間と話したくないし、特にこちらにメリットもなさそうです

ただ、電話をかけてきた人は、僕より5歳上で僕に機械のことを教えてくれたり、無言で作業し続ける僕にも積極的に話しかけてくれていた人なので無視するのは良心が痛みました

まぁそれに、ブログのネタになるかな…、と人として終わってる思考で電話を取ったんです

「あ、お疲れ様ですー、元気だった?」

とまず元同僚から一言 無職で毎日ゴロゴロしてるだけなので疲れてなどいません、元気です

「お母さんの容態はどう?」

え?お母さん…?なにいってだこの人、と思いましたが、ハッと僕は思い出しました

そうです、僕は母親が病におかされ床に伏せっているので介護のために会社を辞めたことになっていたのです そういう設定になっていたことを忘れていました 働くのダリーから会社辞めてセミリタイアしますわ、と言うと説明がめんどくさいと思って僕は嘘をついて辞めたんです…

あやうく「母親?元気ですけど…」と言ってしまいそうになりましたね、危ない危ない… あわてて「あー、以前と変わらずです」とよくわからん返答をして事なきを得ました まぁ、、もう別に嘘だとバレても関係ないけどね

その後もいろいろ聞かれました

「地元で仕事は見つかった?」

僕「母親の世話しながらなのでなかなか難しいっすねー」

今いるの地元じゃないし、母親の世話もしてないし、真面目に仕事も探していません!事実なのは無職という輝かしい称号だけ

質問責めでだんだん嘘をつくのが辛くなってきたので、僕から質問することにしました

僕「職場のほうはどうなってます?」

正直、僕が勤めてた工場が今どうなってるかなんて全く興味がありません 潰れてても一向に構わん

しかし、3ヶ月の無職生活で野生の獣に戻りつつある僕の精神ですが、かすかに残る社会人としての一面、社交辞令のクセが出て聞いてしまいました

その先輩によると、僕がかつてやっていたダンボール係は4月から派遣で入った20代の女の子がやってるそうです 1~3月は人の補充なく他の工程の人が空いた時間でやっていたとか あれ?10年間、俺がやってたことって必要あった?

はぁ、ダンボール係の輪廻にとらわれる継承者がまた現れたか…世は無情だ、製品が入ったダンボールは屈強な僕が腰を壊すくらいには重いのに女性とは大変だな、早めに抜け出すことをオススメする

そして、僕と犬猿の仲だった温水洋一に激似の課長は部長になるかも、という噂があるそうです

ふーん…万年課長止まりだったのに…まさかダメ社員の俺を穏便に辞めさせた功績を認められたとかじゃないだろうな…

ま、あの会社も10年頑張った歯車が抜けてもなんら変わりなく動き続けると、いやぁ、めでたいね

そんなこんなで「じゃあ、また」と言って電話を切りました なにかあったら連絡して、と言われましたが、僕から連絡することはありません もうあっちからの電話も取る必要ないかな… どうせ、なにを答えても飲み会の席で「よよよのヤツ、辞めて後悔してんじゃねえか?(笑)」と一時のネタに使われるだけなんですから

このまま僕がセミリタイアしたことは彼らは知らず、永遠にフェードアウトするのが自然の形でしょう

道は分かたれた もう僕らの道は混じり合うことはないのだから…

しかし、会社の人間と話すとオートで背すじが伸びて社会人ヅラしたくなるから不思議ですね、短い電話でしたがなんだかとても疲れちゃいましたよ こんな調子だと、もう労働者には戻れないんじゃないか?と不安になってしまう今日このごろです