どうもよよよです
冬はどこにも出かけませんでしたから、暖かくなってきた最近は積極的に外出しています
先日も両子山に行く途中にある「梅園の里」まで自転車を走らせ行ってきました
いえ、自転車に乗ってきましたが、自転車では登れなくなったために途中で降りて自転車を押して登山した、というのが正しいです
どう見ても自転車で登るようには作られていない斜面です
ウヒィ!自転車で30km走ったあとこれはキツい!
あんまりにも辛いので途中帰ろうとしたのですが、僕の国東半島紹介記事を待っている全国4000万人のファンのことを思うと諦めることはできませんでした
そしてゼハゼハ言いながら急斜面を登ること20分
の、登り切った…!
と思った瞬間、気持ち悪くなって僕はクラっと来てしまいました
すぐ回復しましたが、20分登っただけで貧血だなんてどれだけ運動不足なのでしょうか
まだ肌寒い3月にも関わらず汗だくで駐輪場の縁石に座り体力の回復を待つ僕のとなりを車から降りたファミリー団体客が通り過ぎます
取り繕うことも出来ず民衆の視線に晒されます
はいはい、こんな所に自転車で来るアホは僕だけですよ、ごめんなさいね
少し回復したので自分が登ってきた道を見下ろします
いい景色ですねぇ 心身の代償はありましたがやはり達成感はありますね
梅園の里、と言うくらいですから梅の木が有名なのですが、今年は暖冬ということもありとっくにシーズンは終わってしまっていました
今回の目的のひとつは梅を見に来ることで、期待していただけにガッカリ
もっと全面に広がる梅の花の景色を見られるはずだったのですが…まぁ少しは見られたので良しとしましょう
貧血なんてしてしまうのは、運動不足の他にもうひとつ理由があります
僕はその日の朝ごはんを食べて来なかったのです
「運動するのに食べないなんて、なんでそんなバカなことを…節約バカも大概にしてくださいや」と思うかもしれませんが、これにもちゃんと涙なしでは語れない理由があります
それはひとまず置いといて汗を拭いてシャツを着替えて梅園の里の中に入ります
ここ、梅園の里は温泉宿泊施設なのですが、その食堂では日中バイキングランチが楽しめるという噂をキャッチ!
バイキングと聞けばフードファイターの血が騒ぐ僕は見過ごすわけにはいきません
「今日はこのバイキングだけで食事を済ますぞ!」
そう決心した僕は朝食べずにこの山の中まで強行軍をし、案の定ぶっ倒れかけた、ということです
まったくこの男、いい歳して何をしてるんでしょう? 貧乏性のせいでそのうち命を落としそうですよね
反省は後からするとして、バイキングの料金は1300円… 食べ放題としては破格でしょう! この値段で食べ放題なんて、す○みな太郎ぐらいのものです
さっそく、料金を払い中へ…
うわぁー!食のプレアデス星団やー!
このバイキングは野菜と山菜がとても豊富です
近隣で取れた新鮮な春の山菜や野菜を調理しているとのこと
大の山菜好きの僕は大喜びです
それではさっそく僕も食の銀河へ飛び込んでいきましょう!
「よよよさん、山菜好きと言った割に唐揚げと天ぷら、肉団子ばかりで山菜が見当たらないんですが…」
ほら、倒れかけたから最初はエネルギーになるもの食べないとさ…
ご飯ものは、普通のご飯と山菜の炊き込みご飯、カレー、桜でんぶが散りばめられたちらし寿司がおかわり自由 デザートはコーヒーゼリー、杏仁豆腐などが食べ放題となっていました
ただちょっと肉料理のレパートリーが少ないのが気になります
この梅園の里は高齢者の宿泊客が多いので油こいものよりあっさり系が多い方が喜ばれるのでしょう
まぁ僕は唐揚げ大好きなので唐揚げだけで十分なのです 唐揚げ唐揚げ山菜唐揚げ唐揚げ山菜のペースで食べ進めます
…
食べました もう腹がパンパン 来る前とは違う理由で倒れそうです
目的は果たしたし、そろそろ帰る
…の前に、お風呂に入っていきましょう
ここ梅園の里の「梅の湯」は両子山から湧き出る「走り水」を沸かした天然ミネラル豊富な大浴場ということで僕はここも楽しみにしてきました
大人310円だそうなのでフロントで料金を払おうとしますが…
「バイキングランチをご利用の方は大浴場を無料でお使いいただけます!」
ええっ!マジですか?神か?
それじゃあバイキングランチは実質1000円じゃないですか!それでやっていけるのですか!
このサービス精神、国東半島って本当に素晴らしいところですよね
ベタつく汗も流せてちょうどいいや
湯船でここまでの旅路の疲れを癒します…
いやー満喫しちゃってすみませんね
たっぷり湯に浸かったあと、少しゆっくりしつつ、僕は帰路につきました
帰りは下り坂でしたので行きより体力を温存して自宅にたどり着くことができましたね
とてもいい思いができました、次こそは満開の梅の時期に訪れて皆さんに季節を感じていただきたいですね