どうもよよよです
僕は今泣き腫らしています…
先日は治験の入院の日だった、はずだった
結果から言うと、私は門前払いされました
健康診断の結果は問題なかったが、やっぱり血管が見えなくてダメだそうだ
その日は特に僕の血管の調子も悪く、腕を縛っても軽く叩いてみても暖かくしても全く血管が見えない
僕は焦って「手の甲からでもいいですよ!」と進言したのだが、どうしてもこの治験は腕から採血したいらしい
血管の見えなさ加減を見たドクターと看護士が僕に背を向け、なにやら話し合っている
あ、これはマズイな、と思ったが、結果は案の定だった
「えーでは今回の治験のメンバーを発表します」
祈ったが、僕の名前が呼ばれることはなかった
12人中8人のメンバーの名前が呼ばれ、僕はその中にはいなかった
恐らく僕より健康診断の数値が悪くても予備メンバーぐらいには入ってるのだろう
僕は健康体だけど、血管が異常に見えない特異体質のため、予備メンバーにすら入れず帰宅を命じられた
なんともやり切れない話である…なぜみんな俺を否定するの?…俺は社会の役に立ちたいだけなのに…
せっかく入院の準備をした荷物をまとめて病院を出る間際、負担軽減費と交通費をもらった
もう落ちたから言うが、もし受かっていたら7泊8日の入院と4回の通院後、22万3000円がもらえるはずだった
俺がもらえたのは1日分の負担軽減費1万2000円と交通費7000円
ネット割引きされた切符を買ったので実際にかかった交通費は5200円
差し引き1万3800円が今回の報酬である
まぁ、結局薬も打たれずに健康診断したら1万3800円もらえた、と考えれば美味すぎる話かもしれない
それでも、無事選考を通過し薬を打ってもらえるモルモット達の視線を背中に感じつつ、荷物をまとめて立ち去るのは屈辱的だった
俺を見るんじゃない…ウウッ…
「来年2月にまた、似たような治験があるのでお知らせします。そちらならよよよさんも入れると思います。」
帰り際、そんなことをドクターに言われた
今度は手の甲からの採血でもいける治験なのだろうか
それに望みをかけるか…
それまでに少し痩せておこう
脂肪も血管の視認の邪魔をしているのは間違いないはずだ
今回のこともポジティブに考えよう、俺は働かずに1万円以上手に入れた!それでいいじゃないか
悔しさをバネに来年こそは社会のモルモットになる!