どうもよよよです
最近は友川かずきさんの曲を聞いてますね
歌のパワーがすごいんですよ
トドを殺すな!で有名な人ですがその他の歌もすごいです
ワイヤーでその首を
きつくきつく締めあげりゃ
シワが沢山できるだろうな
機関銃をその顔に
ズドンと撃ったなら
眼玉はどっちへ飛んでゆくだろうな
長ドスでその腹を
ズタズタ裂いたなら
さぞかし縫う人は困るだろな
そうした死の状況のむごい羅列が続いて、結びにこの下の歌詞から来るからすごいんですよ
この唄は死にぞこないの唄
生きぞこないよりはましだ、ましだろな
生きぞこないというのはつまりもう死んでますから、それよりも地べたを這って死にぞこないになって生きていたほうがましだと言っているわけです
死にぞこないと言っているからには、自殺願望者なのは確かにそうかもしれません、死を望んだ人間がその死に様を想像しているのが前半、しかし最後の最後で死に損なっている
前半の死の羅列パートが長いぶんだけ、その逆の意味を持つ、生きぞこないよりましだ、という曲の結びの歌詞の意思の強さが増してますよね
つまりこれは生への執着をテーマとした歌なんだということです
友川かずきさんの曲には、そうした人生の辛さ、絶望、死といった重い雰囲気を醸し出していますが、その中に力強い生への執着が見えます
このブログは人生に迷っている方が多いですからぜひ友川かずきさんの歌を聞いてみてください