セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

社会人ってこうだったよな

どうもよよよです

昨日、総務の人が最後に部屋の確認に訪れる予定であった

もうこの寮は来年取り壊すのに形式では退去時に確認することになってるからという理由でこんなボロアパートまでご苦労なことである

約束の時間になっても来ないので電話してみると、会議が長引いてるので待ってほしいとのこと

急がなくてもいいですよ、と言ったのだが、30分後汗だくで総務の人が現れた

「すみません!引越し前の忙しい時に!」

と平謝り

とっくに準備は終わってもう今は暇でしかたないくらいなのに...

いいですよいいですよ

なぜなら俺は働いていないから

フリーマンだから

世の中にはこれくらいで激おこする人間がいるからこその総務のこの対応である

そんな中で生きていかねばならない世間の人が気の毒に思えた

そうそう、社会人ってこうだったよな

この融通が効かない感じ

1ヶ月働かなかっただけだが、遠い過去のようだし、自分にはもう無縁の感覚だ

早速部屋の最終確認に入った

俺「ここのところ壁ぶつけちゃったんですよねー、あと換気扇が動かなくって...」

総務「大丈夫ですよ、もう誰も入居しません。来年このアパート取り壊しますから」

知ってる。だから意味ないだろう!この確認作業!

ああ、そうだった社会人ってこうだった

理由なんか関係なく決められているからやるんだった

すぐに終わり最後に健康保険証を返却する

代わりになにやらペラ紙を渡され、来年まではこれが保険証代わりになる

総務はそれですぐに去っていった

また会議があるんだとか

さよなら猛烈リーマン

これで会社の人間との会話も最後

もう会社と俺は関わり合うことはない

明日の朝、僕は、ブレーカーを落とし部屋の鍵を閉め、この部屋を出る

それで終わりだ

この汚い部屋とも、灰色の町とも、 忌まわしき社畜の記憶とも...

別れの時が来た