29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ

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世間の凝り固まった就職事情にはウンザリする

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どうもよよよです

太陽がアスファルトを焦がすある日、またもや僕はハロワ相談員に詰められていた

「よよよさん、あともう少しで失業保険の給付が終わってしまいます、そろそろ焦ったほうがいいと思います。どこかに応募はしないのですか?」

「そうですよねぇ…なかなか、これだ!というところがなくて…」

何度目か分からないやり取り

まだ、どこの会社にも応募はしていない

慎重に職を選びたい僕の気持ちはいまだに伝わっていないらしい

相談員のじっとこちらをのぞく視線に思わず冷や汗がにじむ

「いつまでものらりくらり、かわせると思うなよ」

そんなことを訴えかけてくるようだ

「求職のやり方がこれでいいか不安になってしまって、セミナーに参加したいんです…」

僕は苦し紛れに視線を落とした先にあったセミナーのパンフレットに助けを求めた

ハロワに初めて訪れてから7ヶ月、今さらも今さらだが…、相談員の方は「そうですね、それもいいと思います」とセミナーへの参加を勧めてくれた こいつに無理に仕事を勧めても埒があかない、とでも思ったのかもしれない

後日、僕はセミナーへ参加するため再度ハローワークへ訪れた

このセミナーの参加も求職実績となる

時間的には職業相談よりこのセミナーのほうが拘束時間が長いが、あの厳しい目線に晒される20分より1時間人の話を聞いていたほうがいい…そう思った

セミナー会場に入ると、20人ほどの人たちが座っていて、何人かがちらりとこちらを一瞬見てすぐに前に視線を戻した

いやだなぁこの雰囲気…知らない人間と同じ室内に詰められる状況、好きじゃない

席に座り、窓の外をぼーっと見ながら待っていると講師の方が現れセミナーが始まった

内容としては面接の注意点や履歴書の書き方など、本当に基本と呼べるような知識ばかりだったが講師の方の語り口が軽妙で面白かったのは救いだった

だが、聞けば聞くほど世間の凝り固まった就職事情にはウンザリする

「面接の入室時にはノックは3回です、2回はトイレのノックですから間違えないでくださいね」

「履歴書はぜひ手書きで書いてくださいね、手書きじゃないと落とす!という社長さんもいらっしゃいます」

「面接が終わったら会社へお礼状を書きましょう!それが最後のひと押しになることもあります」

くだらん…雇用者と労働者は対等なのになぜこちらが媚びへつらわなくちゃいけないんだ?

どれだけ型にハマった行動ができ、会社への忠誠を誓えるか?の社畜資格試験はここから始まってるわけだ

講師の方が話してくれた中で、特にウンザリしたエピソードがこれだ

「こんなことがありました。素晴らしい経歴を持ち、受け答えもしっかりとした応募者だと人事部で採用一色だったのですが、面接が終わった帰り道、ポケットに手を突っ込んで歩く応募者を見かけ採用を見送ったそうです。面接の時だけでなく面接の日は誰に見られてもいいような立ち振る舞いをお願いします」

ハッ…バカバカしい!面接の直前直後ならともかく、完全プライベートでポケットに手を突っ込んで歩いたぐらいでイチャモンつけてくる会社、こちらから願い下げだわ(笑)

と、僕は思ったのだが、周りのセミナー受講者は「これはいい事を聞いた!」とでも言うようにウンウンと頷きながら必死にメモしていた

そんな小さいことをネチネチ言ってくる会社に就職したいのだろうか?

絶対ブラックだろ、そんなとこ

改めて僕と世間の仕事への価値観の違いを感じた

「それと失業保険の給付の有無に関わらず、できるだけ早く就職することをおすすめします。長い間仕事をしていないと生活習慣が乱れたり、働く感覚を失ったりして働きはじめてから大変になります。会社側もそれを心配して採用を渋ることもあります。」

それに関しては俺は手遅れな気がする 昼夜逆転、毎日ゴロゴロ、なんでもありだ

その証拠にその1時間のセミナーでさえ後半は耐えきれなくなり、睡魔が襲いかかり瞼が落ちてくるのを白目を剥きつつ我慢するしかなかった

8時間の労働なんて…俺が今やったらどんなに地獄に思えるだろう

なんとか耐え切り、求職実績と認めてもらえる用紙を受け取りハロワを後にする

世間の求職者が「お願いします!働かせてください!」と下手に出るから、会社側もどこまでも図に乗るのだ

俺のように「採用側の人間が俺のアパートの玄関の戸を三度叩くまで顔すら合わせてやらないもんね」そういう毅然とした態度をとれば労働者の環境は変わっていくのに…

あっ、玄関をノックする時は2回はダメだぜ?なぜなら2回はトイレのノックだからな(笑)

世の求職者の悲哀を憂いながら、諸葛亮よよよの職探しは続いていく…