どうもよよよです
旅行にかかったお金を集計しているのだが、旅行最後の日のこと記事もしておかないと説明が面倒になるので、今日は旅行記おまけ編
ガンジー牧場で動物たちとの触れ合いを楽しんだは良いものの、高原の徒歩移動で疲労困憊になり結局帰りにタクシーを使ってしまった僕は、罪悪感に苛まれながら最後の宿にたどり着いたのだった…
本日の宿は、「トラベルイン吉富」昨日の居酒屋の応接間を間借りした宿とそう離れていない場所にある宿だ
ここも隣が居酒屋になっている、しかし昨日と違うのは民宿というよりかは部屋はしっかりとした普通のビジネスホテルに近い作りだった
さっそくチェックイン、この宿の宿泊代は税込み5150 円、クーポンで5000円引きなので150円だけ払って部屋の鍵を借りる
部屋に入ってからのことは特に言うことはない、昼間は牧場のバイキングでたらふく食べたことで、その日の飯はもういいやとシャワーを浴びテレビを見ながらブログを書いてるうちに眠気がきてぐっすり寝た…
翌朝、朝8時ごろ目覚めた僕は宿の隣の居酒屋で朝食をとっていた
そう、ここではそれまでと違い朝食付きのプランを予約できたのだ、150円で泊まって飯も食える、なんてオトクなのだ
非常に安心するタイプの朝食で、独身男には嬉しい
美味しく食べたあとチェックアウト時間ギリギリまで部屋でだらだらし、宿を後にする、今日も暑くなりそうだ
もちろん、その当日杵築市へ帰るのだが、名残を惜しむように最終日に旅先の街をぶらり探検するのも旅行の醍醐味というもの
そのセオリーにしたがい、目的もなく歩き始めた
この竹田市という街も杵築市と同じ、城下町ではあるが、杵築市とはなにかが違うなと最初来たときから思っていた
思うに杵築市には武家屋敷だとかがあって、武士の町という印象だが、竹田市は商人の町という感じだ
杵築市には武家屋敷の高い塀があり、物々しい白塗りの建物が美しいが、竹田市は塀も少なく店や建物が道に対して非常にオープンな印象、それぞれ良さがあっていい
そんなふうに大分県の町並みの違いを感じながら歩いた
雑貨店の店先のサービスのせんべいをありがたく、かじりながら歩く
こんなサービス品があると「あっ、俺のようなもんでも歓迎されてるんだ!」といい気分になれるね
見つけたマルショクで少し涼みつつ、物価調査
まぁチェーン店のマルショクなんてどこも基本的には変わらないが、それよりもスーパーがここぐらいしか見つけられなかったのが不安要素だ
コンビニも近くにはヤマザキYショップしか見当たらず、ここ竹田市で貧乏セミリタイアするとなると選択肢の少なさに悩まされることになりそうだ
観光地としては一級だが、貧乏セミリタイアには向いてないのかもしれない
竹田市はキリスト教との関わりが深く、古来から信仰していた民が多かったという、そういえばキリスト教の資料館なども来る途中にあったな
弾圧されていた時代も密教として隠れてお祈りしていたんだとか、その遺跡が残っているそうなので行ってみることに
駅のホームで聞いた荒城の月の作者、滝廉太郎も敬虔なキリシタンであることは有名な話らしい
民家の間の細い道を抜けた先にあった、確かに隠れ家らしい場所にある
というかなんかすごい怖い雰囲気がある…
固く閉ざされた扉の向こう、暗闇からなにかが覗いているような気がした
真っ昼間で良かった、肝試しスポットとしてもなかなかいいかもしれない
おそるおそる近づいて中を覗いて見ると、石をくり抜いたそのままのほら穴で、ほんのワンルームの部屋のような広さに落ち葉が積もっているのみであった
ここで密教として隠れてお祈りしていたんですね、お祈りが見つかったら囚われて何をされるか分からないのにすごい執念です
昔も今も「密です!」などと密にうるさいのは変わらないということか
いよいよ竹田市観光もクライマックス、温泉県大分に温泉が無いところなどありません
歩き回って汗をかいてしまいました、最後に湯に浸かり帰るとしましょう
ここ竹田市といえば「花水月」(ハナミヅキと読む)は人気の温泉スポットです
例によって中でカメラを持ってうろつくわけにはいきませんので温泉の写真は無いですが、ここも色々なお風呂があって良かったですよ
露天風呂、さらに打たせ湯があって降り注ぐ温泉を凝った肩などに当てると最高に気持ちいいです、まぁ僕は肩こりはなったことないですけど
通常500円かかるそうですが、トラベルイン吉富に泊まると特別に350円で入れるそうですから得しました
温泉のあと、電車の時間まで温泉施設内の休憩所にて、宿で水筒に入れてきたお茶を飲んでゆっくりしました
どこのホテルでも部屋に置いてある粉末のお茶をもらえるのはすごく助かります、それを水筒に入れて部屋の冷蔵庫で冷やせば旅行中の飲み物代はかかりません
小腹が空いたので、ヤマザキYショップで買った手作りフルーツサンド(230円)を食べながら、今回の旅を思い返し、非常に楽しかった記憶とともに電車に揺られて帰りましたとさ、これで旅行記は本当に終わりです、めでたしめでたし…