セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

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親近感で忍び寄ろうとする奴らに警戒しろ!

16日発足した菅義偉内閣の閣僚を巡る日本メディアの報道について、疑問を投げかける一本のツイートが香港から投じられた。「『好物はトンカツ』『バスケ大好き』『元東大ボクシング部』などの情報は、本当に必要ですか」。民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)さんが、新閣僚の趣味や好物などを取り上げる報道姿勢に違和感を示したのだ。日本のテレビや新聞では、程度の差こそあれ、新内閣発足などの節目にそうした「人となり」を伝えるのが通例になっているが、ネット上では周庭さんの問いかけに賛同する声も強い。識者と一緒に「人となり報道」のあり方について考えた。…

新閣僚「人となり報道」は本当に必要か? 香港からの問いかけ - 毎日新聞

確かに聞いてもないのにメディアの報道で「この方の大好物は実は〇〇なんですよ、この方の趣味は実は〇〇なんですよ」などとピーチクパーチクとよく聞く気がする

こういう人心掌握術、誘導はよく見られるようになったね

親近感で忍び寄ろうとする奴らに警戒しろ!

「え!こんなイケメンor美女なのに実はオタクなんだ!?」とかね、バカ共め騙されるな!

最近では棋士の藤井聡太君がお昼ご飯はこれを食べました、この日はこれです、なんて「その情報要ります?」と聞きたくなるニュースが話題に上がっていたりする

共通点は政治にしろ将棋にしろ、お固いイメージで仕事をしてる最中にその人となりが見えないこと、そのギャップを狙っている

専門的な将棋や政治の話に興味を持たない人はその時点で興味を失う、それではいつまでもファンはつかないため、各業界が考えたのはアホでもバカでもついていけるメシや趣味の話題をすることで親近感を抱かせようというのだ

「将棋のことは分からないけど、藤井聡太クンってうどんが好きなんだ!なんかかわいい!親近感湧いちゃった♡」そんなバカどもを引き寄せるイメージ戦略、メディアもあの手この手でよく考えるものだ

有名人だけでなく企業の社長もその手を使っていて、企業のサイトのホームページなんかを見ていると「社長の部屋」みたいなページに「実はねぇ、私は焼きそばが好きなんですよ(笑)」「テレビゲームが好きなんですよ、この間もセキローを苦労してクリアーしたばかりです」のような誰も興味がないプロフィールを書いているから辟易する

どうせ高級フレンチを食ってゴルフをして庶民を見下しているくせに、必死に庶民的アピールをして親近感を得ようとする気持ち悪い風潮が確かにあるね

皆さん、騙されてはいけませんよ

急にメディアや偉い人間が、聞いてもいない人間の好物や趣味などを話し始めたら注意が必要です、親近感によって庶民の人心を掌握し何か悪行を成そうとしているに違いありません

皆さんの上司も「実は俺も鬼滅好きなんだよね」とこちらにすり寄ってきたら、最大限の警戒を!あなたをコントロールする気ですよ!