どうもよよよです
お待ちなさい
他人から害を与えられるケースばかり想像していますが、なぜ自分がカッとなるケースは除外しているのですか?
そのニュースから得るべき教訓は、殺されないように注意しよう、ではなく自分も殺さないように注意しよう、ですよ
僕はね、そういったニュースを見て常に想像しますよ
ああ、僕もカッとなったら何をするか分からないなと、同じように人を殺すかもしれないなと思います
人なんて普段は冷静を気取っててもあっという間に自分をコントロールなんて出来なくなるんですよ
自分は絶対に他人に危害は与えないから常に被害者の立場だ、なんて大うぬぼれの大間違いです
もし、ちょっと小競り合いになって相手を押したりしたら頭をぶつけて死ぬかもしれない、もしかしたらふとした拍子でいつか僕は人を殺してしまうかもしれない…常にそう思って生活してますよ
だからそうなる前に、なんか態度がデカそうでムカつく奴には事前に近づかないし、イライラしそうな条件の場所には近づかない
似た話で以前、「不倫や浮気はチャンスがあれば誰でもする可能性があります」という記事を書いたときに「いやいや、私は不倫なんてしませんよ」という意見が多く書かれました
僕は「そうそう、まさにこういう人らだよ、不倫や浮気する人は…」と肩をすくめましたね
自分だけは絶対にない、そう思ってしまっているからこそ、異性に不用意に近づくし、勘違いされるような行動も取ってしまう
逆に「自分もチャンスがあればしてしまう人間かも」と思うから避ける行動もできるというものです
自分はそんな酷いことはしない正しい人間だ、という人こそ冷静でいられなくなった時の事前のシミュレーションも出来ておらず意図しない行動に出てしまうのではないでしょうか?
皆さんにぜひお願いしたいのですが、例えば電車でマナーが悪い人間に対してちょっと注意してやろうなんて正義マンぶった行動は取らなくていいです
恐ろしいのはあなたがぶん殴られることではなく、あなたがぶん殴ってしまうことです
その注意するという行為自体は正しい、しかし自分が正しいと思ったときに人は最も他人に暴力的になれてしまうのですから、そんな危険な状況には立たなくてよいです
対処に慣れた駅員や警察などに報告するまでにとどめておきましょう
他人に危害を与えるような一触即発な状況では、同時に自分が被害者になってもおかしくない
つまり自分が加害者にならないよう気をつけると言う事は被害者になる事も避けられるということです
皆さんもこういうカッとなった系ニュースを自分には関係のない事だと思わず、自分はいざとなったら自制なんて出来ないのだ、人殺しの加害者になるかもしれないのだ、という自覚を持ってください
僕もいつか人を殺すかもしれない無職として十分注意して人とのディスタンスを取るつもりです