セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

幸福の裏には必ず不幸に陥る罠が仕掛けられています

どうもよよよです

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同等に価値のあるものならありますよ、それは自由と時間と平和

拙著「セミリタイア憲章」の1ページ目に書かれたこのセミリタイア者における幸福のための3つの標語は、あなたがおっしゃる俗物的な世間の人間が求める3つの社会的な力とは相対する概念で、どちらかを求めればどちらかを捨てなくてはならないんです

言い換えると金とはつまり富、女とはつまり人気つまり名声、そして権力

富、名声、権力、この3つは人に強力な力で幸福を与える一方で気をつけなければ、敵やトラブルをジャンジャカ作り出します

禍福は糾える縄の如し、ということです

金と権力があればいくらでも自由なんて手に入るだろ!と思うかもしれませんが、どうやらそんな事も無いようなんですよね

むしろ富や名声や権力というのはあればあるほどそれ自体に縛られて生き方が窮屈になってゆくんです、これは世の人間を良く観察していれば明らかです

1日中金を増やすことを考えてそれ以外の趣味を持たないデイトレーダー、尊敬されたいばかりに誰にでもくだらない論破合戦を仕掛ける時々返り討ちにされるインフルエンサー、会社で偉くなることばかり考えて家庭に居場所がない重役

彼らは金はあるし、有名だし、ある一部では権力もあるかもしれません、しかし彼らの事を手放しで幸せと呼べるのでしょうか?

もちろん「禍福は糾える縄の如し」は「自由と時間と平和」を旨とするセミリタイア民も同様で、誰にも縛られず行動の自由があるというのは誰も頼りにできないということであるし、多く時間があるというのは時間がうまく使えない人間にとっては地獄だし、人との衝突を避けるための平和でも、そのぶん誰からも評価されることも褒められることも無くその生涯を生きていく覚悟が必要だということです

なんであれ幸福の裏には必ず不幸に陥る罠が仕掛けられています

「富・名声・権力」か「自由・時間・平和」か?

どちらが良いか優れているか、という話ではなく要は自分の理想のあり方を社会の中に求めるか、自身の中に求めるか?ということであり、両方の良いとこ取りはできないという訳です

自身は人としてどうあれば幸福になれるか、どうありたい人間なのか?それを良く考え理想を追い求めましょう

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