どうもよよよです
日本の労働効率が上がらない原因ですね
掃除して綺麗にすること自体が重要ではなく、その時間を掃除に費やしたという事実が重要なんですよ
まずは努力した事実ありき、結果はその上についてくるだろう、という個人の努力や詳細な効率を見ようとしない上の人間の驕りです
掃除以外でもそれは変わらない、全体の就業時間もそうです
まず残業すること自体は最初から決まってるんです
いつもなら残業して生産できる数量に早めに到達したから早めに帰れる、なんて甘いことはなく「おっ、今日は調子いいな!よし、このまま残業目一杯まで回してくれ!」となるのが日本の労働です
そんな事が続くと、数量あげようがそう簡単に給料が増えるわけではない、いち従業員からしたら、「早くやろうが、ダラダラしようが帰れる時間が同じならダラダラ仕事やるか」が正解になってしまうんですよ
日本型労働は労働者に腐敗をもたらす
個人の努力によって成果があったならインセンティブはその個人にもあるべきです
長きに渡る終身雇用制度によって「会社は家族だ、困ったら社員同士助け合うべき!」などという価値観に凝り固まった日本企業は優秀な個人の成果を取り上げて他の無能に分け与えます
その無能こそ僕であり、無能でもなかなかクビにできない日本の労働規制によって僕はのうのうと社畜を続けることができました
アメリカみたいなすぐクビにできる社会だったらとっくに僕は路頭に迷ってます、ある意味では僕は日本型労働に感謝しなくてはいけません
あなたのテキパキとした掃除から得た会社の利益は回り回って無能の僕に分け与えられました、申し訳ない、ありがとう
まぁ上の方と似たようなケースですね
お金を払って設備を買ったならなんとしても減価償却して、投資した資金を回収しなければ企業はやっていけないのですよ
その考えが染み付いてるので皆さんこと労働者も給料を払ってる以上、暇なく稼働させないと損になる、という意識が会社側の人間にはあるわけです
皆さんは就業時間内は働かせ放題の労働月額サブスクサービスである事はこのブログでは何度も言及しているとおりです
僕もありましたよ、機械が動かなくて通常業務ができない時間
工場の人間だとそういう時間は「カイゼン(なぜかカタカナで書く)」「辛い姿勢で機械のオーバーホール」「身体を油まみれにして3S」だの通常の業務より面倒な仕事が待ってます
工場の仕事がルーチンワークで退屈だ辛いだなんだと言われますが、適性にもよるが俺はそれはあまり辛くない、むしろ俺はそれだけやっていたかった
空白時間にやらされるルーチンにできない仕事が面倒で辛いんです
数ヶ月に一回、ほとんどろくなカイゼンなんかやってないのに都合のいいデータ引っ張り出して屁理屈こねくりまわして「我々のチームは数百万円の利益を創出しました」とか重役の前で発表会やってんだからバカみたいです
発表会をやり過ごすためのカイゼンになっていて利益は二の次になってる、意味がない
忙しい機械に回されると、大変は大変ですが「すみませぇん、ちょっと機械で手一杯なんでカイゼンのほうはやれないっすね」などと言ってサボれるのである意味シメシメでしたね
「カイゼンやめたら機械に集中できてもっと利益出せますよ」と工場つとめは皆思ってるはずです、頭使うのが苦手だから工場勤めしてるのにそんな能動的に仕事させるなと
会社側のあちらからしたら就業時間内は労働者をしゃかりきに働かせるのがオトク、努力しても変わらない賃金ならこっちは能動的に動かず決められた仕事して帰るのがオトク
残念ながらある種の損益相反の関係にあるのは事実です、変に頑張ると余計な仕事を振られる
見られないよううまいことサボりましょう