セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

映画「JOKER」を見ました


f:id:Jinseiyoyoyo:20211102061227j:image

どうもよよよです

ネタバレがあります

面白かった

人の鬱屈してる感情に対して呼びかけるのがうまい作品だなと思いました、バットマンシリーズは初めてです

やたらと親身で「理解のある彼女」が全部ジョーカーの妄想だったのは良かった、安堵した(笑)

ジョーカーは精神病で無職で人生不幸だらけ!でも理解のある彼女がいます、とか都合よすぎて全弱者男性ブチ切れでしょ

そうそう、持たざる人間はだいたいコンボで全部持ってないんですよ、底辺だけどかけがえのない大事なものを都合よく持っててそれを糧に毎日前向きに生きてます、は無理筋

なにもないけど優しい家族はいます、やりがいのある仕事はあります、はハッピーエンドに持っていきたいがためのファンタジー脚本家が書くストーリー

頭がおかしいからやりたい仕事も続かない、仕事がないから金もない、金もないから誰からも煙たがられるしモテない、誰もよってこない不安で頭がおかしくなる

一つ持ってない人間はそこから続くコンボでたいてい全部持ってない、ジョーカーまで極端でないにしろコンプレックスを持ってる多くの人間は共感を覚えるのではないではしょうか

人を凶行へ至らせるには難しいことはなく、ただ独りぼっちに孤独にさせればいい、そこから自然と全て失い全てを恨むようになる

ただ、映画のジョーカーは自分を不幸に陥れた人間やムカつく高給取り証券マンや底辺を見下す上級国民に対してきっちり気持ちよく復讐していましたが、現実の弱者がやるのは関係ない人間に危害を加える犯罪ばかりのみっともない無差別犯じゃないですか

映画ジョーカーは、勝手に銃を渡してきたくせにその事を上司にチクった元同僚のクソデブは殺しても、その隣にいた小人症の気弱な元同僚には「優しいのは君だけだった」と額にキスまでして鍵を開けてあげて逃がしたでしょう、憎い人間とそうでない人間の区別がついている

まぁそこが現実と違うところでしょうね

現実の仮装ジョーカーがやった凶行は自分より弱い人間に危害を加えている、それでは復讐ではなくうっぷん晴らし

 

そもそも目的がブレなかったとしても一人二人、上級国民やムカつく奴を倒したところで何ともなりません

だったらどうすればいいんだと言われれば、もっとも社会に損害を与えられる方法を考える事です、自分を追い詰めた社会が腐ってるんだからね

例えば、その一つが働かないで福祉を貪り社会を内部から破壊することでしょう、そう例えば僕のように

それが若ければ若いほど働いて社会に貢献するどころか寄生できる期間が長く与えられるダメージが大きい

つまりゴッサムシティこと日本が生み出した強烈なアンチテーゼそのもの、真のジョーカーだという事ですよ、お分かりですか?

恵まれない人間が社会に対して何か復讐してやりてぇと思ったら仮装して関係ない人間を攻撃するのではなく可能な限り早くセミリタイアしましょう、そして「今まで虐げやがって!てめぇらは俺の養分だ」とブログで世間に対して叫ぶのです、これにて復讐完了

これからもジョーカーとして底辺のピエロ達を導いていく…