セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

後進の育成も終わり、ひたすら死を待つブログ

発言がいかにも自分は正義の代弁者だ、という勢いで気味が悪いんですよ

どうもよよよです

年末年始も近づいてきていますが、最近放火や殺人、目を覆いたくなるような重犯罪が多いです

そのたび「無期懲役刑なんて税金の無駄!更生なんか無理!すぐ死刑にしろ!」などとネット掲示板で強気に言ってる人間を見かけるけど、そういう0か100かみたいな極端な思想の持ち主ほどカッとなった時に人を殺めそうで、お前みたいな乱暴な発想の人間ほどその議論の対象になりそうだけど「すぐ死刑にしろ」とか言っちゃって本当に大丈夫なの?と思う

死刑の是非を問うているわけではなく、その発言がいかにも自分は正義の代弁者だ、という勢いで気味が悪いんですよ

その発言が自分に向けられることはない、自分は絶対に犯罪者にならないから関係ない、と思っての発言だろうな、そこにとても危うさを感じる

そりゃそうだ、皆そう思っていて誰も犯罪者になりたくて生きているわけではない

でもその中から必ず重犯罪者は出てしまうんですよ、それが自分ではない根拠なんかどこにある?お前が大丈夫と思ってるだけ、思いたいだけ、完全に合理的で理性的な人間などいない

そうした想像力の欠如こそ、人生の落とし穴に落ちるに十分な理由だと思うんですよね

そうして追い詰められて魔が差し、ついに人は凶行に及ぶのではないか?とそこまで想像できる人間ならそれを避けられる事もあるのでしょうけど

少なくとも感情的に死刑だ死刑だと世間で勢いづいて言うことではない、感情的になるならそれは私刑

なんの道理もない暴力、自分がスッキリできればいい、というそれこそ犯罪者と同様の思考

重犯罪のニュースがあるたび、僕は明日は我が身だなと思いますよ

それは被害者にもですが、加害者にもそう思います

いつ、カッとなったり、魔が差したり、自分が自分で制御出来なくなる時が来るかもしれない、自分だけは冷静だから大丈夫なんて驕りはしない

だから人との関わりをできるだけ減らし、辛いことはできるだけ排除し日々楽しみを見つけ、追い詰められないよう自分の心のケアを最重要視しています