どうもよよよです
無職日記
読者様、今日の古事記案件はありません
ろくな古事記案件がありませんでした、許してください
子供の頃、親戚の集まりで山形県民のおばさんが毎回お土産に持ってくる山形県の「だし」という、なす、きゅうり、みょうが、青じそ、オクラ、めかぶなどを細かく刻んで醤油ベースの出汁で漬けてご飯や豆腐にかける郷土料理があるんですが、僕は当時それがとても嫌いだったんです
ただでさえ嫌いな野菜の詰め合わせ、それがなんかネチャネチャしてて泡もぶくぶくたってる得体の知れない食べ物、子供が好きなはずがない、いいからフライドチキンを食わせろよという話です
親戚の集まりの場というのは一般的に豪華な食卓である事が多いと思います
子供にとっては大人の近況の話ばかりでつまらないものですから、せめてご飯はいいものをと期待するのですが、そのおばさんがお土産に持ってくる「だし」が食卓に並ぶせいで気分もサゲサゲ、「これとっても美味しいから」と勧められてまずいとも言えないし憂鬱だったのを覚えています
そのだしが今、34歳の僕の中で空前のマイブームです、物価高で卵やサバ缶などは買えなくなったので、それに代わるおかずを日々探していたのですがつい先日スーパーで「だし」を見つけて、「九州に東北の郷土料理が置いてあるなんて珍しい」と過去の思い出もあって買ってみたんです、それをご飯にかけて食べたら美味いのなんのって
味覚が変わったのもありますが、食わず嫌いだったなと思います、子供の頃は勧められるがままだしを一口二口、ウエーと思いながらすぐ飲み込んで他の料理で口直ししていたので、ちゃんと味わっていませんでした
だしは納豆やレトルトカレーに続く、おかずレギュラー入りかもしれない、またスーパーが置かなくなるかもしれないからこまめに買ってる、置かなくなったらネットで買う、それぐらいハマってる
もうすぐリタイア達成で退職なら気にする必要はない
わたしも退職間近のときは何を言われても「こんな仕事を一生続けるのかな?イライラしてかわいそうだなw」と精神勝利して些細なことはどうでも良くなってましたけどね
自分のリタイアが近づくと途端に職場の奴らが哀れに思えてくる、こいつらは僅かな金のために辞めたくても辞めれず一生この薄暗い職場で互いに鬱憤をためながら陰口を叩きあうのだ、多少のことは許してやるか、そういう慈愛の心が芽生えてくる
まぁ本当に退職間近になったら、あなたには吐き気を催してましたと正直に言ってもいいんじゃないですか?もう辞めますから言いますけどあなた皆から嫌われてるので態度を改めたほうがいいですよ、と言ってやるのも面白いかもしれません、一体どんな顔をするか楽しみですね
なまじ職場に恵まれるとそうなるのでしょうね
わたしのいた環境は低賃金長時間労働の交代制工場勤務、辞めてもクソほど惜しくありません、辞めたくて辞めたくて仕方ありませんでした
いつも言ってますが、そういう労働に向いてない恵まれない人間こそリタイアするべきなんですよ、それ以外の人間は相当慎重にならないと後悔する
わたしのような学歴もない技能もない頭も悪い、そんな人間が転職しようがまたブラック労働環境の職場しかありません、いわゆる潰しが効かないというやつです
そしてそんな残酷な運命に逆らおうと往々にして社会人になってから勉強するだの資格取得だの、学生のうちにやっておけば良かったことに遠回りしてやりだすんですよ
違うんです、無能こそ若い時から低賃金でゴリゴリに貯蓄してリタイアするべきです
リタイアとはキツい仕事しかない、報酬も低く希望を見出だせない、低学歴低能な人間がやってこそ、希望を見いだせるものです
なので恵まれた職場にいると思っている人ならリタイアなどせず働けばいいと思います
労働に希望を見出だせなくなったらその時に辞めればいいんですよ、リタイア失敗が恐ろしい気持ちより退職したい気持ちが上回るまで待てばいい、それだけのことです