どうもよよよです
皆さん、桜の季節ですがお花見には出かけましたか?
え?行ってない?なんてこと!令和になる前の平成最後の桜を見ないなんて一生後悔しますよ!?
僕は三度の飯より花見が好きなので、先日せっせと自転車を漕いで行ってきましたよ
安岐ダムにて毎年行われる、「安岐ダム桜まつり」です
この写真、どこかで見覚えがありませんか?そうです、去年も全く同じ場所で写真を撮ってブログに載せたので、よよよオタクの読者には見覚えがあるはずです あれから一年…時の流れを感じさせますね
去年は確か4月の中旬にこの祭りが開かれ、桜は少し時期を過ぎて葉桜だったんですよね
今年はその反省から少し早く開催することにしたのかな?
今年はいいですね、三千本のソメイヨシノが安岐ダムを取り囲んでとても綺麗です
国東半島有数の花見スポットなだけあり、花見客もたくさんいました
僕も座ってお昼にします 今日は家でおにぎりを握って来ました ふりかけを混ぜ込んだヤツです いやー桜を見ながらのお昼、最高ですね
安岐ダムのほうでは釣り客がちらほらと見られました バス釣りが楽しめるそうです
ブラックバスかー…食べられないなら俺としては釣る気はあまりしないな 頑張れば食べられるのだろうか
おにぎりを食べ終わったあと、出店も見て回りました
山菜おこわ、椎茸寿司など なるほど、国東半島の名物料理を地元の方が出店として出しています
去年ここで食べた猪鍋をまた食べようと思ったのですが、今年は見当たりませんでした パンフレットには今年もあると見たのですが…人気だから来る前に完売したのでしょうか
まぁ今日はおにぎりを食べたから別に無理に金を使う必要はないか
そうしているうちにメインステージのほうでは、出し物が盛り上がっていました
富来神楽という古来より伝わる伝統芸能だそうです
姫を助けるために伝説の剣で龍を退治するという、ドラゴンなんちゃらみたいなストーリーでした
しきりにキッズ達が「龍から人の足が見えてる!」「そんなにゆっくり斬ったんじゃダメージ与えられないよ!」などと無粋なことをはやしたてます
それは言わないお約束、というのを分かった時に人は大人になれるのだよ、子どもたち!
神楽が終わり、会場にアナウンスが入ります
「餅まきを執り行いますので、メインステージ前にお集まりください」
待ってました、今日はこのために来たと言っても過言ではありません
花見?フン…桜をいくら見ても腹が膨れるもんですか 男だったら花より団子、花より餅なのです
よーし、夕飯浮かすくらい取っちゃる
いち早くいい位置でスタンバって待っていると、後ろからおばあさんが
「前に行きたいからどいて!」
と強めに声をかけてきたので、(あれ?祭りの関係者の人かな?)と思い前を譲ったのですが、まさかのそのまま居座られてしまい、(ちょっと図々しすぎない?)とムッとするような事件がありましたが、まぁ、しょせんは老婆に撒かれた餅を素早く取る俊敏性はないだろうとその場は気にしないことにしました
そして、いよいよ餅まきのスタートです
威勢よく撒かれる餅、必死で手を伸ばしますが、さきほどの僕の前のおばあさんがスラムダンクの桜木花道のようなフンフンディフェンスを始め、一向に僕に餅が飛んできません
それだけでなく、餅を巻いてる係の人がおばあさんの知り合いらしく、「~ちゃん、ちょうだいちょうだい!」と直接手から奪うように何個かもらってるではないですか!餅まきってなんだか知ってるのか
ダメだ…老婆に制空権を奪われた…
チッ、なんだかイライラするのでおばあさんから離れた場所で大人しく床に転がった餅を拾おう…
と思って餅を拾おうとしますが、今度はキッズたちがちょこまかと僕の足元にある餅を奪い去って行きます
空は老婆に、陸はキッズに、制圧され我が軍はあっさり降伏
なんだかバカらしくなり人ゴミの輪から離れました
フン、そんなに餅が食べたいのかよ、と心の中で悪態をつき、家に逃げ帰りました
結局わたしが手に入れたのは2つぽっちでした 人によってはビニール袋にたんまり拾っていたのに…
いや、僕は優雅なセミリタイアブロガー、こんなことでイライラしていてはいけません
僕は人を押しのけてまで利益を得なくてもいい身分なのです その贅沢を享受する幸せを噛み締めましょう
この桜のように清く正しく美しく生きていこうと誓う、人生よよよ30歳の春のことだったそうです