どうもよよよです
ついにラグビー日本代表が負けてしまいましたが、白熱した試合に日本の底力を見た気がします
日本のファンも「勝ってるから面白いだけだろ」「にわかファンが騒ぎやがって」などと世間の心無い人間からの中傷にも負けず最後までエールを送り素晴らしかったと思います
なんで急にわざとらしくラグビーを褒めてるかというと、先日ラグビーに関するイベントに遊びに行ってきたからです
今日はその模様をお伝えしたいと思います
10月18日、僕は大分市大分港にいました
今日はラグビー応援のため大分県に訪日した外国人と大分県民向けに「おもてなしクルーズ」が企画されなんと「無料」で海の旅ができるというではないですか!
あーあ、クルージングなんて金持ち趣味、俺には一生縁がないんだろうなぁと歯噛みしていたので今回の話は願ったり叶ったり!
そのつい先日ラグビーをdisった記事を投稿したばかりだと言うのに、「ラグビー最高!」と手首クルクルで喜んでやってきたのです
…まぁ問題は見ての通りの雨模様です
家を出るときはそうでもなかったんですが、駅につく頃にはやっぱやめとくか?と悩む程度には降っていて、まぁしかしこんな機会でもないと客船に乗る機会なんてない、と思い不安を抱えつつもわざわざ電車賃かけてやってきたのです
フェリー乗り場へ行くと、既に人が集まっていて出港を今か今かと待ちわびていました
この天気にしてはけっこう集まったなぁ、やはり無料の力は偉大だ…これは外国人も喜んでるに違いない
しかしその外国人は1割もおらずほとんどが日本人、パンフレットには「ラグビーを通じて国際交流を深めましょう」とのことでしたが、これだとちょっと難しいですね
今回乗るのはさんふらわぁごーるど、別府と関西を渡る客船です
僕も3時間だけとはいえ久しぶりの船の旅ということでワクワクしてしまいますね
乗船完了し雨の降る中、船は出港!
大分の大地が遠のいていきます…
出港してからしばらくはアナウンスで大分県の全国有数とも言われる工場地帯を沖から紹介してくれるとのこと
惜しむらくは徐々に強くなってきた雨ですよ、ラグビーをdisったバチが当たったのかもしれません
「右手にご覧になれますのは…」というアナウンスがありますが、ぼんやりと霧の中に浮かぶ工場地帯があるだけで何がなにやら
それはそれで雰囲気はあるのですが、もし晴れだったらば、という気持ちは拭いきれません
まぁ解説自体は面白かったので最後まで聞いていました
なにより引きこもりからすればこうして船に乗って海を眺めているだけで非日常感で楽しい気持ちにはなれました
お次は船内の見学です
多くの人はゆったりくつろげるフリースペースでまったりしているようです
通常のレストランは閉まってるようで代わりにビールやローストビーフなどおつまみになりそうな食べ物が並んでいました
価格は…?どれどれ、ビール1杯1000円、ローストビーフ1500円、あっ、俺には手が出ないやつだわ
乗船が無料のぶんここで回収するやつかぁ
当然のごとくスルーしました、すみません
甲板にも出てみましたが、沖に出て行くつれ風が強くなってきて横殴りの雨になり傘も意味なし
ここも晴天なら気持ちいいんでしょうねぇ
青い空と海とカモメ、清々しい甲板からの写真を撮って「みんな仕事頑張ってる?俺は今日はクルージングしちゃってます!」と読者にマウントを取りたかったぜ…しかし現実はびちゃびちゃの無職が甲板にひとり
まぁでもさんふらわぁ側もこんな時に備えて色々考えていたようで船内で楽しめるイベントも豊富でした
祭りの縁日のような射的、ヨーヨー釣り、輪投げなどがあり雨なんて吹き飛ばすような元気さではしゃいでましたね
その他、外国人向けには書道体験など屋内でも楽しめるよう考えられています、うーんこれがジャパニーズオモテナシ、なんだよね
船内の駐車場?スペースでは日本の文化に触れられる生花鑑賞会を行っていました、しかし様子がおかしい
駐車場という場所の都合で風通しが非常にいいため、さらに強くなった風、波だか雨だか分からない水しぶきが船の横からバンバン入ってくるわけです
風としぶきから先生と花を守るため畳で先生の周り三方をガードするスタッフさんたち
「先生!今のうちに花を生けてください!」
分かりましたとばかりに急ピッチで生花を進める先生
さらに強くなる雨風、船も揺れてきて、ちょっと生花の優雅さとはかけ離れた過酷な環境での生花にシュールな状況大好物の僕は吹き出しそうでした
一生懸命な先生には悪いですが、乗船3時間の中で一番面白かったのがここでした
途中花が倒れたりしてなかなか完成といかない生花にやきもきしながらも、花を生け切った先生に会場から大きな拍手が…生花ってこんな感動的な感じだったっけ?
その後、国東半島といえばの鬼太鼓
これはむしろ強い雨風はいい演出
子どもが怖がってしまって、入ってくる風雨、子ども大泣きとカオス過ぎる船内、大盛り上がりのうちにイベントは終了
最後はフリースペースで少しゆっくりしたあと軽妙な音楽と「この度は乗船ありがとうございました」というアナウンス、窓から眺めると我が大分県の大地が近づいてきます…
雨は残念でしたが、これはこれでなかなか面白くレアな体験ができました
ただ次こそは晴れた日にクルージングしたいですね(笑)